アドラー心理学を学んで人生の指針を手に入れよう!

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こんにちは!
スタイリッシュエイジングクラブ会長の渕脇です。

アドラー心理学を有名にした「嫌われる勇気」

来週の月曜日(8月20日)に、「セラピストのためのカウンセリング講座」でアドラー心理学について講義をしようと思って、あの話題になったベストセラー「嫌われる勇気」を読み直しています。

昨日、たまたまたちよった本屋で、いまだに平積みにされていて、ちょっと驚いた。
初版が2013年なので、5年経っても平積みされている本って、結構珍しいような気もしますが、どうですかね。

初めて読んだ時にかなり衝撃を受けましたけれど、今読むと、私がうつ病後に考えたことがたくさん書いてあって、私の考えていることもまんざらでもないなあ、などといい気分に浸ることができる(自慢

しかし、もちろん私が考えていることなんて、断片的で一貫性がないのだけれど、アドラーは、それを体系化しているところがすごいところです。

この凄さを、今度のセミナーでお伝えすることができるれば嬉しいです。

なにが自分を苦しめているのか

アドラー心理学を学ぶと、いったい人生の苦しみはどこから来るのかが良くわかります。
もちろん、その原因は一つではないのですが、それが根底でつながっている様子がわかります。

アドラー心理学に限らず、心理学を勉強していて思うのは、人間の悩みの根源は、すべて社会とのかかわり方の悩みなんだということを感じます。

自分の中に生まれてくる欲求と、自分が生きていかなければならな社会との葛藤。

人間は社会的動物なので、1人では生きていくことはできません。
その時に、自分の欲求ばかりを追い求めていたのでは、社会生活ができなくなってしまいまいす。

そこで、どこかで折り合いをつける必要があります。

その折り合いをどうつけるのか。
自分の中で、自分の欲求をどのようの消化して、社会とのバランスをとるか。

人間の悩みの根源は、いつもそこになあるのです。

アドラーの視点はとても斬新

この、「社会に対してどのような態度で臨むか」によって、自分が苦しんだり、あるいは幸せを感じたりするわけです。

当然、社会の側が自分に合わせてくれるわけではなくて、自分の社会に対する関わり方、態度によって、苦しんだり幸せになったりするわけですから、これは完全に自分の問題で、自分でコントロールできる問題なのです。

つまり、幸せになるのも、苦しくなるもの、すべて自分次第であるわけです。

こんなふうに書くと、「いやいや、そんなことは無いだろう」と思う方も多いと思います。

しかし、突き詰めて考えていくと、やはり自分次第であると言わざるを得ないのです。

その部分を、アドラーは鋭く指摘していますし、幸せになるためには何をしなければいけないのかを、明確にしています。

人生には辛いこともある

人生には、当然辛いこともありますよね。
アドラーは、そういう辛いことについても、逃げることなくきちんと対峙するべきだと説いています。

そういう部分は、とても厳しいと言わざるを得ない。
心を病んでいる人が読んだら、心が折れてしまいそうな部分かもしれません。
弱っている人にとっては、読んでいてつらいだろうと思います。

腰痛の人に、筋トレをしなければダメだ、と言っているようなものです。

いや、今は腰が痛くてできないんだけど。。。
そういいたくなるような話です。

しかし、そういいう人に対して、「筋トレをしなければ、健康にはなれませんよ」という至極まっとうな、そして厳然とした事実を突きつけている。
それは、ほんとうに厳しい指摘です。

でも、人生には辛いこともあるし、乗り越えなければいけない問題もある。
そういう事に、どのようにして対峙して、取り組んでいけばいいのか。
それを具体的に示しています。
ただ単に、耳触りの良い話ばかりではありません。

しかし、それがとても実践的なのです。

カウンセラー自身が生き方を学ぶことが必要

アドラー心理学は、精神疾患を学ぶものではありません。
生き方を学ぶものなのです。
そこが、「自己啓発の源流」とも呼ばれている理由です。

私が、この「セラピストのためのカウンセリング講座」で、なぜアドラー心理学を取り上げるかというと、「幸せに生きるための心のあり方」を知っておくことが、悩めるクライアントの心理のどの部分に問題があるのか、を知るためのヒントになると考えているからです。

そこがわからないと、質問のしようがない。
何を聞いて、どの部分を明らかにしなければいけいないのかがわからない。

ただクライアントの話をいつまでも傾聴しているだけでは、問題解決に向かうことができないからです。

さらに言えば、カウンセラーが自分自身の問題を解決できていなければ、そもそも、クライアントの話を安定して聴くことができないからです。
カウンセラーがぶれてしまうと、クライアントは気づきを得ることができない。

そうならないためにも、カウンセラー自身が「人生について理解している」、「ある種の指針を持っておく」必要があるのです。

もし、この講義を聴きたと思った方。
8月20日(月)に、東京都東大和市のあおぞら整体院で講座を開催します。

一回だけのスポット参加も大歓迎します。
セラピストでなくても大丈夫です。

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また、東大和市は遠い!という方は、都心でも受けられます。
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