こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
情報化社会の功罪
今はいい時代になりました。
知りたいことは、Google先生ががすべて教えてくれます。
私も、知りたいことがあると、すぐにGoogle先生に教えてもらいます。
すると、たいていのことは教えてくれますよね。
これだけ情報が多くなってくると、科学技術も相当進歩していて、たいていのことは調べればわかるのではないかと思ってしまいます。
ところがです、実は、科学では解明できていないことが、世の中にはまだまだたくさん残されているのです。
科学は万能ではない
私は整体師ですから、人間のカラダのことについては興味があるので、Google先生にもたくさん質問しますし、本も読みますし、実際にクライアントさんのカラダも触るし、話も聞きます。
そんなことを、もう20年近くやってきているわけです。
それで、つくづく思うのは、私たちにとって一番身近な存在であるところの人体について、科学で解明できていないことが山ほどあるということです。
20年前、私がからだの勉強を始めたころに常識だったことが、今では非常識になっているということも多々あります。
ということは、今の常識がずっと常識であり続けるという保証はどこにもありません。
じゃあ、そんな短い間に、人体のほうが変わったのかといえば、そんなはずはありません。
人体は、太古の昔から大きく変化をしているわけではないのです。
変わったのは科学のほうです。
これはもう明らかです。
これは、人体に限った話ではありません。
まず現象ありき
科学的な根拠というのは、まず初めに何らかの現象があって、そのメカニズムを解明しようと思った科学者が長年の研究を経て、その解明に成功して初めて得ら得るものです。
ですから、この世の中に、科学的に解明できていない現象は山ほどあるんだということを、私たちはどこかで意識しておく必要があります。
つまり、まずは現象が先に有って、科学は後からついてくるものなのです。
すべての物事が科学的に解明できていると思わないほうがいい。
ところが、情報化社会になって、これほどの情報量が世の中にあふれていると、なんだかすべての現象の答えがどこかにあるのではないかと思ってしまっても不思議ではありません。
しかし、その感覚は幻想であるということを意識しておくことが必要なのです。
生理学は解らないことだらけ
私は整体師なので、健康のことを考えています。
健康を考えるうえで、生理学というのはとても大切なの分野なのですが、この生理学というのがまた、わからないことだらけの世界なのです。
さらに、あたかも科学的に解明できているかのような印象を受けるようなことも、よく調べてみると仮説の域を出ないモノであったりもします。
ですから、私は科学というものを、ハナから疑うようにしています。
科学的思考は大切
しかし、一方で科学的、論理的思考はとても大切だと思っています。
そうでなければ、荒唐無稽であるのにもかかわらず、一見科学的であるかように偽装された理論を簡単に信じてしまう可能性があります。
私は、科学よりも実際に起こってる現象に注目するべきであると考えています。
現象は目の間に厳然として存在するものであるのに対して、科学は人間のエゴや欲に左右されている可能性が否定できないからです。
身体がどう反応するかに関心を寄せてほしい
自分の健康を考えるうえで、実際に自分の身体がどう反応しているかが大切です。
ところが、世の中には、科学に自分の身体を合わせようとする人たちがいます。
例えば、健康情報番組である食材が体にいいという情報が流れると、その食材がバカ売れして品薄になったりします。
こういう現象は、科学を妄信している証拠です。
自分の身体がどう反応するか、という事にもっと注意を払っていれば、どんな生活をすれば調子がいいか、どんなことをすれば調子が悪くなるか、それはだんだんわかってくるはずです。
あるいは、科学的思考ができれば、まず現象が先にある、ということは当然のこととして考えられるはずなのです。
まずは、自分の身体にもっと関心を寄せてほしいと思います。
どうすれば、自分の身体が良い反応をするのか。
どんな時に悪い反応をするのか。
その反応をキャッチする感度を上げてほしい。
そこから、健康的な生活がスタートします。
情報を仕入れる前に、そういう感覚を身につけてほしいと思います。
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