徳川家康の人生訓から読む人生の極意とは「夢」を持つことだと思う

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こんにちは。
スタイリッシュエイジングクラブ会長の渕脇です。

あなたの人生観はどんなもの?

さて、いきなり質問ですけれど、あなたはどんな人生観を持っていますか?

人生は楽しいものですか?
それとも、苦しいものですか?

私は若いころ、どこかで聞きかじった、徳川家康の言葉

人生は、重き荷を背負うて遠き道を行くがごとし。

という一文が頭にこびりついていて、「人生とは辛いモノなんだなあ。」という、漠然としたイメージを持っていました。

そんなイメージを持っていたので、わざわざ、辛い道を歩いていたような気がするのです。それで、結果的にうつ病になったような気がするのです。

でも、何もわざわざ、自分から進んで辛い道を行く必要なんてないんですよね。
自分の行きたい方向へ行けばいいわけだし、やりたくないことを進んでやる必要もない。
自分が幸せになることを考えていればいいわけです。

この、家康の人生訓に触れたころは、人生の「じ」の字も知らないような若い頃だったので、短絡的にとらえてしまったのだと思います。

家康の人生訓にはつづきがあった

それで、近年になって、この家康の人生訓をググってみたんですよ。
そうしたら、この一文だけではなかった。
続きがあったんですね。

それを以下に示します。

一、人の一生は、重き荷を背負うて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。
一、不自由を常と思えば不足なし。
一、心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
一、堪忍は無事長久の基。
一、怒りを敵と思え。
一、勝つことばかり知りて負くるを知らざれば、害その身に至る。
一、己を責めて、人と責めるな。
一、及ばざるは過ぎたるに勝れり。

この言葉、全文を、50代になった自分が改めて読み返してみると、実に深いなあと思うと同時に、若いころ、最初の一文だけを知って、勝手に浅い解釈していた自分が恥ずかしくなりますね。

50代になった私の解釈

いま改めて読むと、

人生は長い。焦らずに、一歩ずつ歩いていきなさい。
思い通りに行かないのは普通のこと。
怒りをもって心を乱さず、失敗することを恐れず、他人のせいにせず。
足りないことは過ぎることよりも良いと思いなさい。

というように読めますよね。

これは、私の解釈なのですけれどね、家康の頭の中には、大いなる野望というか、目標というか、「夢」があったんだろうな、と思うのです。
もちろん、彼は最終的には天下を取り、さらには、300年近く続く江戸幕府の基礎を築いたわけです。
当然、彼の頭の中にはそういう理想があったんだろうと思います。

この文章には直接書いてないけれど、その文脈の向こう側に、大いなる希望に向かって、焦らずに諦めずに歩いていきなさい、と書いてあるように思うのです。

若い頃には読み取れなかったことが、今の私には読めるようになったのだと思うのです。

「夢」とは人生の道しるべ

夢を持つということは、人生の道しるべを持つということなのではないか、と私は最近思うようになりました。

北の空に輝く北極星のような。

そこに到達できるかどうかはわからないけれど、とにかくあっちの方法へ行くんだという、行動指針のようなもの。

それなのに、多くの人は「夢」を見ること自体をあきらめてしまっています。
「夢」のようなことを言っていないで、現実を見なさいと言われる。

それで、お金の計算ばかり始めるわけです。

生活費にいくら必要で、子どもを一人育てるのにいくら必要で、今の収入だと一人育てるのが精いっぱいだから、二人目は無理。
生活が苦しいから、今の会社を辞めるわけにはいかない。
さらには、何でもいいから、何かアルバイトでもするか。。

そんな、ことを考えるようになるわけです。

これでは、自分がどこに向かっているのかもわからない。
ただ、重き荷を背負いて、ぐるぐると同じところを歩き続けているような、ただ苦しいだけのようなイメージですよね。

どこに到達するわけでもなくただ苦しいだけ、と言うのでは、人生がつまらなくなるもの無理はありません。

焦らずに遠くまで行こうよ

これに対して、家康の言う、「遠き道を行く」というのは、やはり目的地があるんだと思うんですよ。
その目的地は遠いわけです。
到達するのが困難なのです。
家康の人生を思えば、それは本当に遠かったんだろうなあ、と思うのです。

自分の人生において、その目的地はどこなのか。
それを、はっきりさせるのが「夢」なのではないか。

そして、そこに向かう道の途中では、当然のことながら、不自由であるわけだし、失敗することもあるわけだし、及ばないことも多々あるわけですよね。
当たり前ですけれど。

でも、それでいい、と言っているのです。
そういうものだ、と言っているのです。

それが、家康が言いたかったことなのではないでしょうか。

「夢」を持っていますか

さて、これを読んでいるあなたは、夢を持っていますか?
どこを目指して、遠き道を歩いているのですか?
人生に何を求めているのですか?

そこのところ、とっても大事だと思うのです。

大人になったんだから、「夢」などという青臭いことを言ってはいけないなんて思ってませんか?

そんなことは決してない。

「夢」は人生の指針です。

死ぬまで「夢」をもって生きていきたいものですね。

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