こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
表面的な理解だった
昨日のブログ記事「幸せになる極意」に、与えるマインドについて書きました。
これまでも、いろいろなところで、giverの精神だ、与えることが大切だ、ワクワクが大事だ、感謝が大切だ、という言葉はさんざん見聞きしてきました。
私も、わかった気になって、たとえば、クライアントさんとか、BBトレーナー養成講座の受講生とかにそういう話をしてきました。
でも、本田晃一さんの著書、「日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと」を読んで、その「与えるマインド」というのがどういうものなのか、というのがようやく腑に落ちました。
腑に落ちたことで、いままでのは、単に知識として知っているというだけで、表面的にしか解っていなかったんだ、とそのことに気が付きました。
それはやはり、どこかで見返りを求めていたんだな、ということが解ったのです。
「与えてからもらう」ではない
これまでの理解だと、「まずは与えることが先で、もらうのは後。」という感覚。
もらうためには、先に与えなければいけない。
これは、何とも浅はかな考えだったと気が付きました。
それは、「与えるマインド」というオブラートに包んだ、「奪うマインド」だったということです。
そのことに気が付いてしまいました。
だから、与える時にも、なんだか自分の身を切られるような痛みを感じていたし、何も返ってこなければ、なんだか損をしたような感覚になることがありました。
それって、きっと、多くの人が感じていることだと思うのです。
与えること自体が気持ちいい
でも、本当の与えるマインドって、与えた相手が喜ぶその姿を見て、たとえ直接見なくてもその姿を想像し、ああ良いことしたなあって思って、「自分が気持ちよくなること」自体が見返りなんですよね。
それが自体が動機であって、それ以外のなにものでもない。
そういう感覚になった時に、それが本物の「与えるマインド」なんだと思うのです。
そのことに、ようやく気が付くことが出来ました。
すごい変化が起きた
でね、それに気がついたら、自分の中で変化が起きたわけです。
すごい変化ですよ。
まず、相手を喜ばせるのが目的なので、どうしたら相手が喜ぶだろうか、と、相手目線で考えることが出来るようになった。
相手が喜んでいるところを想像するだけでワクワクする。
そうなると、どんどん喜ばせたくなる。
喜ぶ姿を見ることが目的なので、それ以上のものを欲しがらなくなる。
そうなると、自分の気持ちがとても豊かになる。
するとね、いつも気持ちよく過ごせるようになる。
与えられていることに気が付く
そうして、良い気分に浸っていたら、その次にやってきたのは感謝の念でした。
今まで自分に対して、いろいろなものを与えてくれて来た人たちや、すべての物事に対して、感謝の念が湧いてきたのです。
まずは、この素晴らしい感覚を教えてくれた、本田晃一さんと竹田和平さんに対しての感謝が湧いてきました。
そして、私はこれまで、沢山の人からいろいろなものを与えらえてきたんだなあ、ということに気が付きました。
両親や家族、先生方、友達、先輩、後輩、メンター。
いろいろな人の顔が頭をよぎりました。
沢山の人に支えられて生きている。
この感覚を持つことが出来たのです。
与えるマインドになると、与えられることにも敏感になるんだ、ということが解りました。
欠乏感がなくなる
この与えるマインドのすごいところは、
与えるのがうれしくてどんどん与えたくなることと、
すでにいろいろなものを与えられているということに気が付くというところですね。
すでに沢山のものを与えられている、という感覚になるので、それ以上の見返りを期待しないじゃないですか。
そうすると、欠乏感がないんですよね。
これは本当に心地いい。
満たされている感じがする。
奪うマインドが苦しみの根源である
昨日からずっとそんな感じなので、本当に気分がいいのです。
この気分の良さを、いろんな人に知ってほしいなあと思っています。
多くの人がこの感覚を持てるようになれば、世の中平和になるだろうなあ、なんてことを夢想しているのです。
結論としては、奪うマインドが自分を苦しめている。
奪うマインドだと、奪われることに敏感になる。
欠乏感を感じる。
与えすぎると無くなる気がする。
無くなる恐怖を感じる。
与えるマインドが自分を幸せにする。
与えられていることに気が付く。
満たされた気分になる。
ということです。
ぜひ、この本を読んでみてください!