睡眠の質を低下させるもの

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こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。

睡眠不足は寿命を縮める

昨日、徳本昌大氏のブログ記事「眠るか?さもなくば死すか?アリアナ・ハフィントンのスリープ・レボリューションの書評②」を読んでいたら、ちょっと心配になる記述を見つけました。

それは、ジョウボーンのUPシリーズを装着している人たちの、東京の平均睡眠時間が5時間45分というデータがあるとか。
5時間45分というのは驚きです。

徳本氏のブログにもありますが、睡眠は健康にとってとても大切なもの。
慢性的な睡眠不足は、確実に寿命を縮めます。

ジョウボーンの「UP」シリーズを装着している何千もの人々の睡眠データから
先進国の平均睡眠時間の実態が明らかになりました。
その結果は驚くべきもので、日本人としてとても悲しくなりました。
一晩あたりの睡眠が最も短いのは東京で、レッドゾーンの5時間4 5分。
なんと危険水域と言われている6時間半を切っています。
ソウルは6時間3分、ドバイは6時間13分、シンガポール6時間27分
香港が6時間29分でアジアの主要都市の住民の多くが危ない状態です。
ラスベガスも6時間32分になっていて、あなたの睡眠がこれより短いのなら
問題ありだとアリアナ・パフィントンは指摘しています。

睡眠不足は、さまざまな病気を引き起こします。
また、うつ病などの精神疾患の原因にもなります。

電通の女子社員の自殺問題で、改めて日本人の働き方が問われています。

うつ病で苦しむ人を一人でも減らしたいと考えている私からすれば、過去にもいくらでも反省する機会があったと思っています。遅いくらいだと。

今回こそ、この議論が高まってくれることを願っています。

私の睡眠時間

私自身は子供のころからロングスリーパーなので、睡眠不足が続くと必ず体調をおかしくします。
ですから、平均5時間45分というのは、私にはありえない数字です。
そんな生活をしていたら、2,3日で風邪をひいて寝込んでしまうでしょう。

ふだんの私の生活は、午後9時には子どもたちを寝かせるために一緒に布団に入ります。
そして、翌朝の4時45分に目を覚まします。
このような生活で睡眠時間は、7時間半は取るようにしています。

それでも、夜中に寝相の悪い子供たちに蹴られたりして目を覚ましてしまうことも良くあります。
そんな時は、昼寝をしたくなってしまいます。

かつては、こんな自分の体質を呪ったこともありました。
しかし、これは私の体質なのであると諦めているし、むしろ、このおかげで健康でいられるのかもし知れないと考えています。

睡眠の質に大きな影響を与えるもの

整体院には、よく眠れないと訴えるクライアントがたくさん来ます。
中には、睡眠薬を常用している方もいて、これがないと眠れないのだと言います。

多くの方は、睡眠障害を何らかの病気だととらえていて、薬でコントロールしなければいけないものだと思い込んでいるようです。
しかし、整体師の私の経験から言って、そのうちの多くの人が、整体を受けると良く眠れるようになります。

睡眠に大きな影響を与えるもの。
それは、背中のハリ感です。

背中、肩甲骨回り、肩などが張ってくると、その苦しさで眠りが浅くなり、ちょっとしたことで目が覚めてしまいます。
このような状態で目が覚めてしまうと、再び入眠するのは至難の業です。

私も、夜中に子供に蹴られて目が覚めてしまい、なかなか寝付けなくなることがあります。
そういう時には諦めて、背中のストレッチを入念に行います。

そうすることで、再び眠りにつくことが出来るようになるのです。
もちろん、考え事や心配事がある場合にはそれでも難しいこともあるのですが、たいていの場合ストレッチでなんとなります。

良い睡眠を取ろう

良い睡眠をとるには、身体がほぐれていることが大切です。
体をほぐすために出来ることをどんどんやっていきましょう。

自分で出来ることは、入浴とストレッチです。
ストレッチもぐいぐいと力任せにやると、かえって逆効果になってしまいます。
むしろ、力が抜ける、脱力が出来るようになることを目指してやりましょう。

テレビやスマホは程々にして、睡眠に時間を使いましょう。
テレビなんて見なくても生活に支障はないし、スマホでのゲームもSNSも命には代えられませんよね。

ネットは、24時間どんな時でも見られるのは便利ですが、そんなもののために命を削るのはばかげていると思いませんか?
質、量ともに良い睡眠をとって、健康的で幸せな人生を歩きたいと思います。

背中のハリがストレッチだけでは取れない時は、ぜひ、整体やマッサージなどを活用してください。
定期的に受けることで、質の良い睡眠がとれるようになりますよ。