こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。
今年も二日目になりました。
まだまだ、お正月の方が多いと思いますが、このブログは今日から通常モードで行きたいと思います。
私は、ココロとカラダの整体師と名乗っています。
ですから、ココロもカラダも整えるお手伝いをしています。
今年も、ココロとカラダを整える話題が中心になりますので、よろしくお願いいたします!
人生には、ココロが折れそうになる出来事が起こることが多々あります。
そんな時にお勧めなのが、物事を自分にとって都合よく解釈するということです。
この記事は、物事を悪い方へ考えて、自分のストレスを増大させてしまう傾向がある人に向けて書いています。
もともと、楽観的に考えすぎて人生がうまく行かない人は読まないでください(笑)
人それぞれ、調子が悪くなる原因は様々なので、すべての人向けに書くことは不可能です。
楽観的過ぎる人は、厳しい視点も持ち合わせる必要があります。
要するに、バランスが大切なのです。
自分が美しく見える角度を探す
精神的なストレスに追い詰められて、難しい顔をして整体院にやってくる人はとても多いです。そういう方の共通する特徴として、物事の悪い側面ばかりに気を取られてしまうということです。
かつての私もそういう傾向にありましたので、そのあたりが気になります。
ひとつの出来事は、幾通りにも解釈することが出来ます。
精神的に追い詰めれれていく人は、数ある解釈の中から自分にとって最悪なものをわざわざ探し出して、不安になったり、落ち込んだりしているのです。
たとえば、自分の容姿を鏡に映してみたとします。
色々な角度から自分を眺めてみて、一番最悪の角度をわざわざ探し出して気分的に落ち込むか、あるいは、一番よく見える角度を探し出して自信を持つか。
どちらがより、ストレスを感じやすいかはお分かりだと思います。
自分がいちばん美しく見える角度を知っていて、そこからしか写真を撮らせなかったという女優の話を聞いたことがあります。
自分がいちばんよく見えるところを探すか、一番醜く見えるところを探すか。
この違いは、人生を大きく変えてしまいます。
自分にとって都合よく解釈するには練習が必要
自分の思考の癖を変えていくというのは訓練が必要です。
癖というのは、無意識に行われていることなので、まずはこの癖に気が付くことから始めなければいけません。
癖に気が付いたら、あえて、いつもと違う解釈をしてみるのです。
こんなふうに解釈することもできる、あんなふうに解釈することもできる、といろいろな解釈を出来るだけたくさん挙げてみるのです。
そうして、その中から、こう解釈すれば、自分にとってはとても良い。
というのを選び出すのです。
いろいろな解釈を沢山挙げていくことで、思考に柔軟性が生まれてきます。
この柔軟性こそが大切なのです。
ココロを鍛えるとは技術を覚えること
自分が持って生まれた性格というのは、なかなか変えられないと言われています。
確かに、他人のようにはなれないし、自分は自分でしかありません。
しかし、自分の思考の癖に気がついたり、いろいろな視点でものを見たり、解釈の幅を広げたりすることは、訓練でいくらでも着るようになります。
ココロを鍛えるというと、ストレスに正面から向き合って、ガッツリと受け止める強さを手に入れることだと考えがちですが、そうではありません。
ストレスに強くなる方法は、ストレスを受けない、軽く受け流す、「いなす」技術を身に付けることなのです。
「いなす」技術が身に付けば、ストレスフルな毎日でも、自分の精神を健全に保つことが出来るようになります。
そういう技術を身に付けることは、練習をすることによっていくらでも出来るのです。
ココロを鍛えるというのは、強くなることではなくて、技術を覚えることなのです。
自分で自分を責めない
ストレスを抱え込みやす人は、自分で自分を責める人です。
あなたを責める人は、世の中にはゴマンといます。
そういう人たちと一緒になって、自分を責めていたのでは、自分が傷ついて当たり前です。
自分は守る側に立つことが大切なのです。
そのための防御のテクニックが、「都合のいいように解釈する」ということなのです。
都合よく解釈して、自分を守る練習をすることが大切なのです。
幸せな人生を歩くためには、前に進む力が必要です。
自分を責めてばかりいたのでは、前に進むことが出来ません。
反省をして次に生かすための学びを得ることが大切です。
しかし、自分を責めて傷つけるということと、反省を次に生かすということは似て非なるものです。
都合よく解釈する訓練をすることで、考え方に柔軟性を持たせることが出来るようになり、失敗から教訓を得て次に生かすことが出来るようになるのです。
自分を責めてしまって、自信を無くしている方にこそ、「都合よく解釈する訓練」をお勧めします。
今年は都合よく解釈する訓練をして、自分を責めない年にしてみてはいかがでしょうか。