人はセルフイメージ通りの人物になる

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こんにちは。
カウンセラー整体師の渕脇です。

栄養士さんからダイエットの相談を受けた

昨日、クライアントさんからダイエットのご相談を受けました。
そのクライアントさんの職業は栄養士さん。

とある施設で給食の調理を担当しているので、肉体労働をしています。
毎日、クタクタになるまで働いているのに、なぜか太る。
毎日クタクタだから、帰ってから運動なんてとても出来ない。
それ位クタクタなのに、なんで太るんでしょう?

とのことでした。

人間は歳を取ると代謝が下がってきます。
ですから、若い頃と同じ量を食べていると、だんだん太ってきます。
歳を取るととともに、食べる量も少しづつ減らしていかないと、どんどん太っていくのです。

太る原因は、食べ過ぎです。
その人の必要としている量よりも食べてしまうから太るのです。
いくら、クタクタになるまで働いていても、それ以上に食べてしまっては太ってしまいます。

さらに、運動して痩せるのは至難の業です。
クタクタになるまで働いて、その上に運動をするというのは現実的ではありません。

そのクライアントさんは、仕事で調理をしているので、どうしても家に帰ってまで自分の分を作る気がしないと言っていました。

仕事では身体にいいものを作ろうとしているのに、自分のためだけにだと手を抜いてしまう。

さらに、夜中に突然クッキーが食べたくなって、深夜にクッキーを焼いてしまって、たくさん食べてしまったりする。ということも言っていました。

仕事柄、栄養のことは知り尽くしている、調理もできる。
どうすればいいかはわかっているけど、なかなかダイエットできない。

そんなお悩みでした。

セルイメージの問題

わかっちゃいるけどやめられない。

こういうことって、結構ありますよね。
これは、テクニックの問題ではなくて、心理の問題です。
時間があれば、じっくりとカウンセリングをしたいところでしたが、ちょっとそこまで突っ込んだ話が出来ませんでした。
なので、一つだけお伝えしたのは、セルフイメージの話です。

以前、俳優の向井理さんが、テレビで面白いことを言っていたんです。
「普段どんな食事をされているんですか?」という質問に対してこんなことを答えていました。
「役作りをしている時は、その人物が普段食べているであろう食事をするようにしているんです。そうすることで、風貌もそうなります。」
と。

女優の水島かおりさんも、自身のブログの中で同じようなことを言っています。
役になりきることで、体型も自在に変えられると。

先のクライアントさんは、「自分は夜中にクッキーを自分で焼いて食べてしまうような人物である。」というセルフイメージを「潜在的に」持っているわけです。
だから、そういうアイディアを思い付く訳ですし、それを実行してしまう。

思い付いたのに我慢するというのは辛いですが、考えもしないことであれば、辛くもなんともない。
そんなこと考えもしない人間になってしまえばいいのです。

とは言っても、すぐにそうなれるわけではありません。
ですから、最初は役作りの要領で、ある人物になりきるというのも良い手です。

理想的な人物を強くイメージする

例えば、理想的な体型を維持している、憧れの人物を想像します。
あの人だったら、普段どんな食生活をしているのだろうか?と想像するのです。
そうして、自分はそういう人物である。と強く思いこむようにするのです。

私は夜中にクッキーを焼いて食べるように人物ではない。
私は食後に甘いものを欲しがるような人物ではない。
私はお腹いっぱい食べないと満足できないような人物ではない。
私は自分のために、身体にいいものをこだわって食べる人物である。
そうして、いつもきれいな体型を維持し、健康的な生活を愛する人物である。

というイメージを自分に植え付けるのです。
そうすれば、そういう体型になることが出来るのです。

要するに、人間はセルフイメージ通りの人物になるということです。
もし、セルイメージを自在に書き換えること出来れば、そういう人物になることが出来ます。

ダイエットだけの話ではない

これは、ダイエットに限ったことではありませんね。
仕事にしても、ライフスタイルにしても、人付き合いにしても、性格にしても、すべてに言えることです。
セルイメージを自在に変えることが出来れば、なりたい自分にいくらでもなれる。
逆に言えば、セルイメージと違う人物にはなれないのです。

もちろん、どんな自分になってもその人の自由です。
良いも悪いもない。
だから、自分がいちばん心地よいと思える人物になればいいのです
変えたいと思えば変えればいいし、変えたくないならそのままでいい。

変えたいと思うなら、イメージトレーニングが必要です。
常にイメージするのです。
理想的な人物になりきるのです。

それを続けることで、そのイメージが定着してきます。
定着してくれば、やがて自然にそのような人物になっていきます。
それが自然になってしまえば、我慢する必要がなくなってきます。

夜中にクッキーが無性に食べたくなるということ自体がなくなるのです。
そういうアイディアが浮かばなくなる。
そうすれば我慢する必要もなくなるのです。

セルフイメージってとても大切です。
セルフィメージと違う人物にはなれません。

セルイメージを自在に操れるようになったら、すごいと思いませんか?