こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。
自然に祝福されている
新緑が美しい季節になりました。
私はこの季節がいちばん好きです。
桜が散ってから梅雨に入る前のこの季節。
太陽の光は明るく、風は爽やかで、木々の緑は美しい。
いろいろな花が咲き乱れ、小さな虫たちが動き始める。
世界が生命力にあふれ、エネルギーが満ちているのが分かります。
日本は4月から新年度が始まりますが、この季節に新しいスタートを切るというのは、理にかなっているような気がします。
動物や植物たちと同じように、新しい年を迎えることで、人間は自然の一部であると感じさせてくれるからです。
自分は地球という自然に生かされている。
太陽の恵みを受けている。
そう感じることが出来ると、どこからともなく感謝の念が湧いてきます。
その感覚は、「至福」という言葉がぴったり来るのです。
感謝とは、自分が恵まれている、祝福されている、という感覚なのです。
それはこの上もない、幸せな事なのです。
感謝の練習をしてみる
普段は、自分が生きていること自体に感謝をするなんてことはありません。
でも、地球に生かされているのは、何もこの季節に限ったことではありません。
ただ、そのことを忘れているだけ、感じることが出来ないだけです。
これと同じように、本当はありがたい、感謝すべきことなのに、普段は忘れているとか、感じられずにいることって沢山あります。
いつの間にかそれが当たり前になってしまっていて、感謝の念を感じられなくなっているんですね。
よくよく考えてみると、「これってすごくありがたいことだよね。」って思うことってありますよね。
そういうのって、よくよく考えてみないと解らないんです。
ちょっと、意識的に探してみないといけないのです。
電車が次から次へとやってきて、歩けば何時間もかかってしまうようなところまで、たった数百円で連れて行ってもらえるなんて、本当にありがたい。
だって、そのためにはたくさんの人が汗水たらして作り上げた鉄道というシステムがあるからですよね。
これは本当にすごいことです。
私こうして、ブログを書いて、それを地球の反対側で読んでいる人がいる。
これも本当にすごいことです。
こう考えていくと、当たり前と思っていたことが、実はものすごく恵まれていることなんだと解ります。
ちょっと練習してみれば、どんどん感謝が見つかって、どんどん恵まれて行って、どんどん幸せになっていく。
すでにものすごく幸せなんだなあ、と実感できるようになってきます。
感謝日記をつける
以前のクライアントさんに、受験うつを克服しながら、受験に挑む若者がいました。
彼は、日々、不安感にさいなまれ、勉強に集中でいない状態が続いていました。
そんな時、私は「感謝日記をつけてみたら?」とアドバイスしました。
感謝日記は、「毎日、その日に感じた感謝できる事柄を10個書く。」というシンプルなもの。
彼は素直に、「やってみます」と言って、実際に実行に移しました。
次のセッションの時に、「どうだった?」と聞くと、こんなことを語ってくれました。
自分には、感謝というのは少し難しかったので、自分の身の回りに起こったいいことを書くようにしてみました。いいことを書こうとすると、普段からいいことを探すようになりました。そうしたら、こんな自分にも、いいことって意外にも沢山あるんだなって気が付きました、
その後、彼の不安感は急速に改善していき、勉強に集中出来るようになったのです。
厳密には、感謝日記ではなくて「いいこと日記」になっていましたけれど。
どこにフォーカスするか
感謝できること、いいことは、自分の周りに溢れています。
既にあなたは、幸せなのです。
でも、意識がそこにフォーカス出来ていないだけのことです。
自分の身に降りかかる悪いこと、腹の立つこと、不安など、マイナスの部分にフォーカスしていて、最悪の気分になっているだけのことかもしれません。
本当は感謝できることに、それは当たりまえのこととして意識の外に追いやってしまい、気に入らないことやうまく行かないことに意識が行っている。
ただ、それだけのことなのです。
あなたも感謝を意識する練習をしてみませんか。
一日10個、感謝できることをノートに書いてみましょう。
それだけで、自分が恵まれていることに気が付きます。
自分は多くの人に支えられて、多くの恵みを受けて生きているんだと気が付いた時、至福の時を過ごすことが出来ます。
嫌な事や辛いことがあっても、それだけで癒されます。
感謝は最強の癒しなのです。