こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。
ココロと頭
小さい子供の頃は、心のままに生きていました。
嫌なものは嫌だと泣いたし、欲しいものは欲しいという。
嬉しいときは全身で喜びを表現し、動きたいときはじっとしていられなかった。
でも、学校に行くようになって、集団生活をするようになって、それは駄目、あれは駄目と、やってはいけないことを学ぶようになります。
そうして、徐々に、ココロをコントロールすることを学習します。
周りの状況に合わせて、自分のココロをコントロール出来るようになることが、大人になる事だと思うようになってくるのです。
それが行き過ぎると、ココロの声を無視するようになる。
お前、そんなこと言ったって、無理なものは無理なんだよ。
そんな風に、聞こえているのに、最初から取り合わなくなっていく。
そうして、頭はココロの声に蓋をして、押さえつけるようになるのです。
頭の本当の役割とは
でも、頭の役割は、ココロを押さえつけることではありません。
ココロの声をよく聞いて、それを実現するにはどうすればよいかを考えるのが、頭の役割です。
周りの状況や自分の能力などを考慮して、ココロが欲する状況を具体的にどうやって作ればよいのかを考えて、それを実行に移すのが、頭の役割なのです。
小さい子どもの頃のように、ただ、泣きわめいていてもうまく行かない。
じゃあ、どうするか。
それを考えられるようになるということが、大人になるということなのです。
決して、ココロの声を抑え込むことが出来るようになる事ではないのです。
ココロの声を無視し続けると
ココロの声に蓋をして、無視し続けると、ストレスをため込むことになります。
ココロの声どんどん大きくなって、無視できなくなってくるのです。
それが、得も言われぬ苦しさや閉塞感、胸騒ぎ、ざわざわ感、不安感などとして認知されるようになって来ます。
それらの感覚は、押さえつけてきたココロの声が、あなたに訴えかけているのです。
ココロの声に耳を傾ける
もし、生きづらさを感じてるなら、ココロ押さえつけてきたのかもしれません。
いま、あなたのココロは何を語ろうとしているのでしょうか。
ココロの声に耳を傾けてみてください。
そうして、それを押さえつけるのではなく、それを実現するにはどうすればよいかを考えてみてください。
頭というのは、本来そうやって使うものなのです。
ココロを押さえつけるために使うのではない。
ココロの欲求を実現するために使うのです。
頭が主人なのではない。
ココロが主人なのです。