こんにちは!
スタイリッシュエイジングクラブ会長の渕脇です!
若者は視野が狭い
ここのところ、若者のカウンセリングが相次いている。
20歳前後の若者たち。
若者のカウンセリングをしていて、気がつくことがある。
みんな、自分の経験からしか物事を考えていないとうこと。
若者は経験に乏しい。
だから、どうしても視野が狭くなってしまう。
僕には4人の子どもがいる。
小学生までは本当にまだまだ文字通り子どもなので、人生や社会のことなんて何も考えていない状態。
中学生ぐらいになると、そろそろ人生のこととか社会のことを考えるようになるけど、何か少しモノを知るようになると、それがすべてであるかように錯覚をして、親を見下すようになる。
若い人は、人生の深さを知らない、社会の広さを知らない。
自分の知っている世界は狭く、未知の世界は暗闇で足を踏み出すのが怖い。
失敗して、非難されて、傷つくのが怖い。
それでも、時間が経つと、ところてんのように社会に押し出されてしまう。
そういう不安の中で生きている。
経験を積むことで視野が広がる
人生とか社会とか、それはとても深くて、少し知識を得た程度ではすべてを理解することなどできない。
経験を積み、失敗や挫折を乗り越えてはじめてその深さを知る。
僕も、33歳の時にうつ病になって、その苦しさから逃れるために、必死になって視野を広げた。
本を読みまくって、自分にはない視点でものを考えるようにした。
それまで怖くてできなかったことにチャレンジをして、あえて失敗をした。
そうやって、少しずつ、自分の視野を広げ、視点を変え、様々な角度からものを見るようになった。
そして、社会は決して怖い所でもないし、懐がとても深くて優しい面もたくさんあるし、失敗したからと言ってそれで命を取られるわけでもないし、視点を変えれば問題だと思っていたことが問題ではなくなることを知った。
そして、今僕は53歳だけど、いまだにわからないこと、知らない世界がたくさん存在していることを知っているし、それを知る喜びを感じているし、わくわくしている。
これは年齢には関係なくて、ただ単に、広い視野を持っているか、自分の知らないことに対して想像力を持つことができるか、そういう問題なんだ。
年齢を重ねていても視野が狭い人は沢山いるし、逆に若くても、視野が広くて想像力が豊かな人もいる。
苦しい時は視野を広げるチャンス
もし今、あなたが苦しんでいるのなら、視野を広げるチャンスなんだと思ってほしい。
今、あなたが見ている世界があなたにとって居心地の悪い世界であるなら、視野を広げて、居心地のいい世界を見つければいいだけの話なのだ。
そして、その居心地のいい世界の住人になればいい。
そうすれば、あなたの苦しさは消えてなくなる。
これは別に、日本から出て行けという話ではない。
価値観の話をしている。
違う価値観、人生観、世界観をもてばいいというだけの話なのだ。
知らないことを知ることを楽しむ
そして、社会は、人生は深く、そして広く、日々変化してる。
一生かかっても、そのすべてを見ることはできないだろう。
だから、いくつになっても知らないことがどんどん出てきて飽きないのだ。
というわけで、年齢は関係ない。
若くても、歳を取っていても、視野を広げよう!
知らない世界をみて、見たことのない視点でものを見てみよう。
それが、人生を死ぬまで楽しむ極意なんじゃないかと思う。