シロウト目線を大切にしたい

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

経験者だからわかることがある

今でこそ、整体師などと言う仕事をしていますが、私はかつてサラリーマンでした。
(株)IHIの関連会社でエンジニアとして働いていました。

会社は東京にありましたが、3年ほど転勤で、親会社の九州支社の一角に机を並べて働いていたこともあります。

その後、東京の本社に戻ってきて、厄介な仕事が重なったことと、自分が人生に対して悩んでしまったことでうつ病を発症しました。

それを契機に、人生をやり直すために会社を辞めて、整体師となったのです。

そういう経緯があるので、会社がどういうところで、サラリーマンがどのようなストレスを抱えているか、ということを知っています。

もちろん、私が会社を辞めてから、すでに18年が経過していますので、当時とは環境が変わっているかもしれません。

しかし、クライアントさんの話を聞く限りにおいては、その本質は何ら変わってはいないようです。

シロウト目線

当時私は、健康についても、心理についてもシロウトでした。
趣味でトライアスロンをやっていたこともあり、カラダのことやトレーニングのことはある程度は知っていましたが、心理に関しては何も知りませんでした。

そういう私がうつ病になった。

そこから、私とうつ病との戦いが始まりました。

うつ病独特の何とも言えない苦しさを味わいました。
いったいうつ病とは何なのか。
どうして私はうつ病になったのか。
どうすれば防ぐことが出来たのか。
どうすれば治るのか。

心理についてのシロウトが、シロウトなりに必死になって考えたことが、私のベースにあります。

最初から心理に興味を持って、専門的に勉強してきた人にはわからない感覚を、私は持っていると思っています。
当事者にしかわからない感覚です。

シロウト目線、当事者目線を私は持っているのです。
それが私の財産になっているんだということに気が付きました。

シロウト目線を大切にする

私は、仕事をしていくうえで、整体も、トレーニングも、ダイエットも、そしてカウンセリングも、シロウト目線を大切にしています。

何故なら、クライアントさんはシロウトだからです。

ところが、各分野で権威といわれる人たちは、その道のプロフェッショナルです。
プロフェッショナルが見ているところと、シロウトが見ているところ、知りたいところがずれてるなあ、と思うことがあります。

プロは、自分の分野を深く学んでいます。
深く学んでいるので、当然のことながらたくさんの知識を持っています。
その目線でシロウトと話をしても、シロウトはそもそもついていくことが出来ません。
さらに、そこまで高度なことを要求しているわけではありません。

シロウトがほしい情報は、自分のことです。
いったい自分がどうすればよいのか。
自分が理解できて、さらには実行できる範囲のことが知りたいわけです。
その理論を深く知りたいと思っているわけではないのです。

私は、その感覚を大切にしたいと思っているのです。
シロウトだった自分が、当事者になった。
その時の感覚を忘れないようにしたいのです。

サラリーマンの健康を守りたい

サラリーマン時代に健康を損なって苦しんだ経験が、今の私の原点です。
ですから、原点に戻りたいと思います。

やりたいことが沢山あって、いろんなことに手を出してきました。
でも、やっぱりそこが気になります。

働く人たちが、イキイキと働ける会社をたくさん作りたいと思います。

いま、働く人たちのココロが悲鳴を上げています。
うつ病になって休職を余儀なくされる、そういう人が増えています。

経営者はその現状に頭を抱えています。
その予防策を見出すことが出来ずにいます。

私がその一助になればうれしく思います。

当事者目線、シロウト目線を忘れずに、お役に立てるように頑張りたいと思います!