短所だと思っていたことが長所だった話

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

こんにちは。
カウンセラー整体師の渕脇です。

先日、私の整体の師匠二人と3人で飲む機会がありました。

私は、ナショナル整体学院の立川校というところで整体を学びました。
私が学んだ当時に講師をしていたお二人が私の師匠です。

私は、学校を卒業してすぐに、当時校長だった師匠から、学校を手伝ってくれないかと頼まれて、講師の一人に加わりました。

現在は、残念ながら立川校は閉校してしまって存在しませんが、毎年2月に3人で飲む機会を作っていただいているのです。

金を稼ぐ方法は三つしかない

当時校長だった師匠から、面白い話を聞きました。
曰く、
「金を稼ぐ方法は三つしかない。身体で稼ぐ。頭で稼ぐ。名前で稼ぐ。」

身体で稼ぐとは、肉体労働を指します。文字通り、身体を動かして金を稼ぐ。
頭で稼ぐとは、頭脳労働です。エンジニアなどがそれにあたるでしょうか。
そして、名前で稼ぐ。というのは、講師業やコンサルタント、作家などでしょうか。
あの人で無ければだめ、あの人にお願いしたい。そういう稼ぎ方です。

「名前で稼げるようになったら、楽しいんだよ。」

これは、なかなか面白い視点だなあと思い、私がしきりに感心しいていると。
その師匠が私に向かってこういったのです。

「あなたは、名前で稼げる人だ。そういう風貌なんだよ。だから私はあなたに、講師をお願いしたんだ。風貌って大事なんだよ。

その話を横で聞いていたもう一人の師匠が、

「あと、名前も大事ですよね。渕脇っていう名前がいいんですよ。どこにでもある名前じゃないし、重みがありすよね。

私は2人からそのように言われて、とても驚きました。
なぜなら、自分の風貌も名前も好きではなかったし、どちらかと言えば短所だと思っていたからです。

短所が実は長所だった

私は自分の風貌に自信がありませんでした。
別にイケメンでもないし、頭は薄くて眉毛が濃くて目と鼻が大きくて、どちらかと言えば強面です。
眉間にしわでも寄せていると、本当に怖いです。
ですから、なるべく笑顔でいようと心がけているのです。

それに、名前がまた嫌いだったのです。

「渕脇」っていう苗字は少ないです。
親戚以外で同じ苗字の人に会ったのは、これまでの人生の中で一人だけです。
それだけ少ない。

だから、電話で自分の名前を言っても、一回で聞き取れる人はまずいません。
さらに、どんな字ですかと言われるのがまた苦痛なんです。

名前の「毅」という字を説明するのは困難です。
これを一回で書ける人も、そう多くはないのです。

そして、画数の多い字ばかりが並んでいて、重苦しい。
も少し軽いほうが良いなあ、なんて思って、名前をひらがなに変えてみたりしていました。

でも、「重みがある」と言われると、「なるほど」と思うし、さらに風貌に合っているなんて言われると、「そうかあ~、確かにそういわれてみれば。。」と納得します。

この重苦しい名前と、強面の風貌が、実は長所だったなんて思ってもみませんでした。

見方を変えるってとても大切

自分の視点と他人の視点。
これだけずれているんですね。

自分では短所だと思っていたことが、他の人から見ればそれが長所だった。

こういうことは、人に教えてもらわないとわからないものです。
自分が人からどう見られているのか、それは人から教えてもらうのがいちばんいいですね。

そして、それを素直に受け取ることが大切なのです。

こういうことを教えてくれる師匠に恵まれて、私は幸せ者だと思いました。

私はこれから、この風貌と名前に感謝して生きていこうと思います。
そうして、名前で稼げるようになることを目指して頑張ります!