こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。
同じやり方なら同じ結果になる
何ごともそうだ思うのですが、今までと同じやり方、同じ環境、同じ条件であるならば、得られる結果も同じものになりますよね。
あのアインシュタインも言っています。
「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと。それを狂気という。」
たとえば、同じ生活を続けながら体重だけを減らすことは出来ません。
ダイエット期間だとして、一時的に生活を変えたとしても、元の生活に戻れば、当然のことながら元の体重に戻ります。
これを、リバウンドなどと言う特別な名前を与えて、あたかも何かダイエットに特有の現象のように考えていること自体が間違えています。
自然の摂理です。
うつ病が再発する理由
うつ病もそうです。
うつ病の再発率が高いのは、その問題を取り除くことが出来ていないからです。
なぜ、うつ病になったのか。
その、問題の本質部分を変えることが出来ていない。
だから、再発するのです。
問題の本質は何か。
うつ病の原因は何か。
そこが変わらなければ、再発することは避けられない。
私はそう思っています。
薬を飲んで寝ていても治らない
もう少し、具体的な話をすると、
たとえば、自己肯定感が持てずに、自分を責めてしまう人がいたとします。
そして、人の評価を気にしすぎて、自分の主張ができない。
ストレスフルな職場で、仕事を抱え込んでしまい、うつ病になってしまいました。
周りの評価を気にして、仕事を断ることが出来ずに、仕事を抱え込む。
さらに、ストレスフルな環境で、同僚も上司もピリピリとした雰囲気で仕事をしている。
そういう職場でうつ病になってしまった。
うつ病になって、薬を飲んで、一定期間休職をして、それなりに体調も元に戻ったので、同じ職場に復帰したとします。
復帰直後は、周りもそれなりに気を使ってくれますが、時が経てば、早く元のように仕事をしてほしいという要求が出るようになります。
周りの評価が気になる本人は、早くその要求にこたえなければいけないというプレッシャーを感じるようになり、焦りが出てきます。
こうなればもう、うつ病再発に向かって一直線。
うつ病が再発するのは自然の摂理です。
うつ病から学ぶことが大切
うつ病になったら、今までの生き方、環境では、自分は壊れてしまうんだということを学ばなければいけないのです。
何かを変える必要があるということです。
それは、環境なのか、自分の考え方のなのか、生き方なのか、仕事の進め方なのか。
何をどう変えるかは、その人の置かれた状況や性格、希望、夢、能力などの左右されるので、一概に語ることは出来ません。
しかし、何を変えていけばいいのかを真剣に考えなければ、本当の解決には至りません。
ただ薬を飲んで寝ているだけでは、根本的な解決には至らないのです。
大事なことなので何度も言いますけれど、同じ状況になれば同じ結果になるのです。
うつ病になったら、そのことを学ばなければダメなんです。
今までの自分のやり方ではうつ病になってしまうということを。
自己理解から始めよう
そして、何をどう変えればいいのか。
まずは自分を知ることから始めませんか。
自分を知らなければ、何をどう変えればいいかがわかりません。
自分を知る。
自己理解をする。
もし一人で出来なければ、カウンセリングを受けてみてください。
カウンセラーの目を通して自分を見つめることが出来れば、自己理解が進みます。
自分のことが理解できるようになれば、どこを変えていけばよいのかが見えてきます。
何度でも言います。
薬を飲んで寝ているだけでは駄目なんです。
そのまま元の職場に戻っても、再発してしまうのは目に見えています。
何かをそこから学び、自分が成長し、自分が変化しなければダメなんです。
そこが理解されていないことが、うつ病の再発率の高さの原因であると、私は思っています。