こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
運動から学んだことは多い
考えてみると、私は小学生のころからずっとスポーツをしてきました。
例外的に、うつで苦しんだ約10年の間はやっていませんでしたけれど。
私は決して運動神経がいいタイプではなく、どちらかといえば不器用。
にもかかわらず、こうしてスポーツをずっと続けてきたのは、純粋に楽しいからだし、身体を動かすこと気持ちがいいから。
運動をしてきたからこそ、カラダのことに興味を持ち、健康に気を遣うようになったわけで、私にとっては、その経験が財産になっています。
私は、整体師になってから修行した先が、スポーツクラブに付属している治療院でした。
スポーツクラブの治療院ですから、スポーツに携わる人たちが沢山来ていました。
スポーツクラブの会員さんはもちろんのこと、そこで働くインストラクター、近所の部活帰りの中高生や大学生など。
そこで、沢山の運動をしている人のケアを経験しました。
運動をしている人たちのケアをしていて思うのは、やはり休養の大切さです。
スポーツ庁の指針
今朝、Twitterを覗いていたら、元陸上選手の為末大さんが、以下のようなツイートを投稿していました。
高校も適用したほうがいい。おそらくチームの順位が入れ替わり、それによってどのチームが良い指導をしていたかが明らかになる。
中学の部活動、週休2日に スポーツ庁が指針案:日本経済新聞 https://t.co/A25h32R9to— 為末 大 (@daijapan) January 16, 2018
ここで引用されている新聞記事(日本経済新聞)の冒頭では、
スポーツ庁は16日、中学校の運動部の活動時間について、平日は2時間、土日は3時間以内とし、週2日以上の休養日を設ける指針案を公表した。短時間で効率的な練習を促すことで生徒のけがを予防し、勉学など部活以外の機会を確保。顧問教員の負担も減らす。3月に正式な指針をまとめる。
とあります。
つまり、中学校の運動部の活動に制限を加えるというのです。
これは、いろいろな意味において、実に大切な取り組みであると、私は考えます。
さらに、トップアスリートである為末大さんが、この指針に賛成していることも、大きいと思います。
トップアスリートであるからこそ、休養の重要性を理解しているのです。
中学時代は価値観の基礎を作る
中学生の時代には、いろいろなものの価値観の基礎が出来上がります。
この重要な時期に、休養は必要である、という認識を多くの人に持ってもらうことがとても大切だと思うのです。
日本人の多くは、「休むことは無駄」とか、「休むこと(サボること)は悪」というイメージを潜在的に持っていると思います。
このイメージが根底にあるからこそ、まじめな人ほど、休養をとることをためらい、疲労を蓄積させて健康を損なってしまいます。
中学生時代に、休養の大切さを教えることはとてもいいことであると思います。
休養をとることは悪い事ではない
私が今までケアをしてきたスポーツ選手たちも、ともすれば、休養をとる事を悪いこととらえていて、それが原因で故障を繰り返しているという人が沢山いました。
休養は、疲労を回復したり、トレーニングの効果を引き出すために必要な期間です。
決して、自分に負けているわけでもないし、甘やかしているわけでもないのです。
これはもちろん、スポーツに限った話ではなくて、勉強においても、仕事においても、充電期間としての休養や、勉強したことが知識として定着していく時間や、筋肉が強くなっていくための必要な時間であるはずなのです。
それなのに、休養をとることに対して何となく罪悪感を覚える人は多いのは事実です。
有給休暇の取得率が悪いのは、その表れだと思います。
生きづらい世の中を変えたい
休養の大切さを多くの人が認識していれば、今のような、ギスギスした生きづらい世の中にはならないのではないでしょうか。
私は、こんなに生きづらい世の中を、もう少し生きやすい世の中に変えたいと思っています。
休養は大切であるという考え方が、もっと当たり前になって、罪悪感を持たずに、堂々と休める。
そういう世の中になってほしい。
中学生に対して、こういうことを教えていくことはとても意義のある事だと思います。
私も微力ながら、今後も、そういう発信をしていきたいと思います。
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