こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
昨日は、セラピストのためのカウンセリングセミナーを開催しました。
内容は、パラダイムシフトと社会背景の影響についてです。
自分のパラダイムがどのように形成されたのかを知る
パラダイムというのは、その人の考え方の基礎になるモノの見方のことで、人はいつの間にか、その人特有のモノの見方や考え方を持つようになります。
そのパラダイムがその人の苦しみの原因になっている場合、パラダイムを変えることで苦しみから解放することができるわけです。
そして、そのパラダイムがどこでどのように形成されていくのか、という問題について考えてみました。
時代の影響を受ける
パラダイムの形成については、もちろん、親の影響というのが大きのですが、それだけではありません。
その人が育った時代の社会背景にも、大きく影響を受けるわけです。
そこで、日本の近代史を振り返りながら、それぞれの時代背景がもたらした特徴的なパラダイムについて考えていきました。
時代の流れを改めて振り返ってみる時、自分が受けた社会的な影響のみならず、自分の親が育った時代、また、その上の世代が育った時代を知ることで、それぞれの世代が、どのような教育を受け、どのようなパラダイムを持っていたかを知ることで、自分が受けてきた教育や時代背景を知ることができます。
それを理解することで、自分がいつの間にか身につけてしまったパラダイムを客観的に見ることができるようになります。
パラダイムを変えるにはそれを客観視することが必要
自分のパラダイムを客観視できるようになることで、そのパラダイムを別のものに変えていくことが容易になるのです。
パラダイムは、無意識のうちに身につけているものです。
無意識なので、なかなか気がつかない。
気がつかないから、それが当たり前だと思っています。
当たり前だと思っているから、問題が起きた時にどうすればいいのか対処の仕方がわからないということになります。
昨日のセミナーでは、そういう話を中心にお話をさせていただきました。
重い話に引きずり込まれない方法
さらに、参加者からの質問で、「重い話ばかり聴いていると、こちらの気持ちが重くなってきて辛い。」という話が出ましたので、そのための対処法についてもお話をさせていただきました。
聴いているほうが辛くなるのは、自分の問題と相手の問題を混同してしまうからです。
人の話を聴くときに、自分の体験に基づいて聞いてしまうので、他人の悩み事が自分の悩み事のような気分になってきます。
そのような聞き方では、自分が辛くなるだけではなく、相手の気持ちを客観的に理解できなくなってしまいます。
これによって、相手が問題を解決するお手伝いができなくなってしまうのです。
一緒になって悩むだけになってしまう。
これは、カウンセラーの聞き方ではありません。
その悩み事は、あくまでも話し手の悩み事であって、自分の悩み事ではない。
そこをしっかりと認識しておくことで、自分がその悩み事に引きずり込まれずに、冷静に対処できるようになります。
カウンセラーが冷静に対処できるからこそ、相談者は安心して相談できるのです。
それが、カウンセリングの基本的なテクニックなのです。
これを身につけることで、自分の気持ちが重くなることを防ぐことができます。
次回の日程と内容
次回は、2週間後、7月23日に行います。
内容は「ストレス反応と自律神経の失調」です。
興味がある方は、ぜひご参加ください。
時間 10時~15時(お昼休憩あり)
場所 東大和市のあおぞら整体院
参加費 5000円
持ち物 筆記用具
きっと、皆様のお役に立てると思います。
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