こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
トライアスロンからカラダに興味を持つようになった
私は、大学時代にトライアスロンというスポーツに出会い、一気にのめり込みました。
トライアスロンは、水泳、自転車、ランニングを一人で連続して行い、タイムを競うスポーツです。
別名「鉄人レース」ともいわれるくらい、過酷な競技です。
この競技にのめり込むことによって、人間の身体とか、コンディショニングとか、健康とかに興味を持つようになりました。
うつ病になって、会社を辞めて人生をリセットしようと思ったときに、自分が本当に興味を持っているものをやろうと決意して、整体を学ぶことにしたのです。
人間のカラダは良く出来ている
人間のカラダを学べば学ぶほど、本当によくできているなあ、と感心します。
というか、感動に近いものがありました。
しかも、これが自然に出来上がったものなわけですよ。
誰かが1から設計したわけではありません。
設計者がいるとしたら、それは「神様」ということになるのでしょうか。
人間のカラダを勉強すると、神の存在を感じることができるようになります。
ちなみに私は理系脳なので、神様の存在を信じているわけではないのですが、そんな私でもその存在を感じざるを得ないのが、人間のカラダなのです。
骨格や筋肉を学ぶだけでもそのすごさがわかります。
さらに、生理学など学ぼうものなら、もう、人類の知恵など到底追いつかないということが分かります。
自然はすごい。
凄すぎる。
畏怖の念すら覚えます。
自然治癒力が無ければどんな病気も治らない
現代人は、「病気は病院で治すもの」と思っている人って多いと思います。
ちょっと体調が悪いだけで、すぐに病院へいけ、と言われますよね。
もちろん、大変な病気が隠れていると怖いので、病院に行くことは悪い事ではないとは思いますが、ほとんどすべての病気は「自然治癒力」が治していることを知らないのです。
あの、「がん」ですら、そうなのですよ。
自然治癒力が無かったら、医療の力だけでは病気を治すことは不可能です。
自然治癒力はどんな医療行為よりも強力なんだということを意識しなければいけない。
人間のカラダが持っている能力を最大限に引き出すことが、病気に打ち勝って健康的に生きるためには一番の近道なのです。
人間は自然の一部
そして、人間はこの過酷な地球環境を生き延びて、今や地球上のあらゆる地域に分布しています。
そして、我が物顔で、地球上を闊歩しています。
人間は、この地球環境の中で生き延びるために、環境に適応し、様々な進化を遂げてきました。
その歴史が、人間のカラダには刻み込まれています。
そのことを、私たちは忘れてはけません。
つまり、自然からはなれて生きていくことはできないのです。
この話になると思い出すあるセリフがあります。
スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」のヒロインのシータが、ムスカ大佐に向かって言うセリフです。
ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。ゴンドアの谷の詩にあるもの。
「土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう」
どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!
私たち人間は、自然の中で進化して、自然と共生できるようなカラダを作り上げてきました。
そのことを忘れてはいけないのです。
自然治癒力を信じよう
私は、自然の力を信じています。
人間には、強力な自然治癒力があります。
その力を十分に発揮できるようなカラダを作り、その状態を維持することが、最も健康でいられる方法です。
そして、もし病気になったとしても、その力を最大限に活かしていくことが、最も強力な治療方法なのです。
それは、私たちがもっている「治る力」なのです。
病気は誰かに治してもらうものではないのです。
私たちは、「治る力」を持っているのです。
そのことを常に意識して、生活をしていく必要があるのです。
つまり、最強の予防法と治療法は、自然治癒力を高めること。
やることは同じなのです。