東日本大震災から5年

今日は3月11日。
東日本大震災から5年が経たちました。
震災犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。

私は、整体学校時代の友人を通して、当時国会議員だった田中康夫さんから、整体師を被災地に派遣したいという相談を受けました。
当時の私は、その整体学校の講師であり、OB会の会長を務めていたので、整体師やそのたまごたちを集めることが出来たのです。

震災から約1年半ほどの間に、十数回、被災地に行って、被災者に対して整体をしました。
被災された方々の話を直接聞き、現地の様子を実際に見て、津波の恐ろしさを肌で感じました。

私たちが行ったのは、ほとんどが南相馬市でしたが、一度だけ宮城県の気仙沼市に行きました。
そこで印象的だったのは、私たちを出迎えてくれた気仙沼市の職員の方が、私たちが帰るときに、

「気仙沼はとても良い所です。気仙沼は必ず復興します。その時は、ぜひ、観光でいらしてください。」

と言ったことです。
なぜ、印象的だったかというと、気仙沼の人々には、復興後の姿が見えていたという事です。

気仙沼
気仙沼に行く途中に通った南三陸町(震災から4か月後)

それに対して、南相馬市の方々には、将来の姿が見えていませんでした。
南相馬市の方々には、放射能汚染という問題が重くのしかかっていたのです。

気仙沼と南相馬の違い。それは鮮明でした。

南相馬市に向かう途中に飯館村を通っていくのですが、飯館村の風景がまた原発事故の影響の大きさを物語っていました。

街道沿いの店舗はすべて閉鎖していて、人の姿は見られない。
田んぼであったであろう広大な土地には、雑草が一面に生えていました。
きっと、美しい里山だっただろうと思わせるとこが、荒れ放題になっている。
故郷を奪われた人々の心中を思うと、胸が痛みます。

被災者の方々にも、いろんな意見を持っている方がいます。
ある人は、土地を買い取ってもらって、別の土地で再起を計りたいと言い、
ある人は、故郷を復興させるのは私たちの使命だと言う。

ですから、よその者の私があれこれいう事は出来ないかもしれません。
しかし、原発事故が被災者に対して重くのしかかっていることは忘れてはいけない事実だと思います。

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南相馬市の仮設住宅

健康問題が気になる私としては、放射能汚染による健康被害は気になるところです。

原子力発電は、健康被害というリスクがとても高い。
人類にとって、エネルギー問題はとても重要だと思います。
健康被害の少ない、安全なエネルギーの確保は、日本だけの問題ではないはずです。
人類の将来のために、安全なエネルギーについての研究が進むことを期待したいですね。

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