こんにちは!
スタイリッシュエイジングクラブ会長の渕脇です!
人間は沢山のシステムを作り出してきた
人間は一人では生きていけない。
だから、他人と協力をすることが必要になる。
そして、集団が大きくなっていくと、いろいろなルールができあがる。
それは、人々が協力して生きていくうえで必要なシステムとなる。
現代社会は、社会自体が巨大になり過ぎていてるので、そのシステムも複雑なものになっている。
そして、人々は、巨大なシステムにからめとられるようになる。
そして、息苦しさを感じるようになる。
本来は自由なはずなのに、システムから外れては生きていけないと思い込むようになると、とたんに不自由になる。
システムにもいろいろある
このシステム、法律のように明文化されているものもあれば、一般常識という形で、明文化されていなくても、自然発生的に作り上げられているものもある。
法律は、社会生活を送る上でのルールなので、従わざるを得ないけれども、常識と言われるような、誰が作り上げたのかわからない、得体のしれないものにまでからめとられる必要はない。
また、法律ほど厳しくはないにしても、社会インフラのように制度として設けられているものもある。
例えば、健康保険制度などもいい例だろう。
私たちは、自分たちで作り上げたシステムによって自由を奪われ、苦しい思いをしている。
自分で自分の首を絞めていることに気がつくべきなのだ。
システムを利用する
本来このようなシステムは、私たちが生きていくうえで必要だったり、それを利用する人が便利になるように設計されるべきものなのだけれど、往々にして、そのシステムによって恩恵を受ける人たちの思惑によって作られているモノが少なくないのである。
つまり、ある一部の人にとっては有益であるけれど、その他の人は、それによって縛られている、そういうシステムはたくさん存在していて、実はそのことに気がついていないことも多い。
しかし、考えようによっては、そのシステムを上手に使いこなすことができれば、とても生きやすくなるということもまた、言えるかもしれない。
つまり、システムにからめとられて窮屈になるか、そのシステムを利用して自己実現に向かうのか。
はたまた、システムがおかしいのであれば、それを変えていくように働きかけるのか。
そういう選択肢を、私たちは持っているのです。
システムの存在に気がつくことから始めよう
システムに絡み取られないように、システムを上手に利用できるようになるには、まずはそのシステムの存在を意識できるようにならなければいけない。
貨幣経済も一つのシステム。
教育制度も一つのシステム。
受験戦争も一つのシステム。
会社も一つのシステム。
戸籍も一つのシステム。
各種資格も一つのシステム。
法律も一つのシステム。
そして、政治も大きな一つのシステム。
それは所詮、人が作ったシステムであって、原理原則でも真理でもない。
それぞれのシステムはどのような成り立ちになっていて、それをうまく利用するにはどうすればいいのか。
そういう立場に立つとき、私たちはそのシステムをうまく使いこなすことができるようになる。
俯瞰的な視点をもとう
何とも言えず、抽象的な文章になってしまったけれど、結局、俯瞰的な視点をもとう、ということが言いたいのである。
社会を巨大なシステムとして認識するには、その渦中にどっぷりと浸かっている時には難しい。
やはり、大局的な視点、俯瞰的な視点で、社会全体を、自分の人生を、そして人間の歴史を見渡すことができるということが大切なんだ。
さて、これをお読みのあなたは、この世の中を俯瞰的に見ることができているだろうか?
じゃあ、お前は出来ているのかと問われたら、私自身はまだまだ自信がない。
でも、少なくとも僕は、自分たちで作った巨大なシステムの中で身動きが取れなくなって苦しんでいる人たちの声を聴くことはできていると思っている。
そして、そのシステムをうまく利用しつつ、それにからめとられないように、その外側でも生きていけるようになりたいと、常々思っている。
私がやりたいことは、システムに絡めとられて苦しんでいる人たちを、そこから救い出して楽にしてあげること。
そして、自由に自分の人生を謳歌することをお手伝いすることだと、本気で思っている。