報・連・相(ほうれんそう)の本当の意味を知っていますか

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こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

ほとんどの人がほうれんそうを誤解している

日本のサラリーマンなら誰でも一度は聞いたことがある言葉。
ほうれんそう。

あなたもご存じのはずですよね。

でも、多くの人がその意味を誤解しているって知っていましたか?
もちろん、私も誤解していました。

私がサラリーマンになったのは、1991年4月です。
その当時から、すでに「ほうれんそう」は、社員教育などでよく使われていました。

部下が上司に対して、報告・連絡・相談をこまめに行うことが大切である。
そうして、それによって上司が常に状況を把握できるようになる。

つまり、部下の努力義務として「ほうれんそう」があるという考え方です。

と、多くの人が思っています。

ところが、この、ほうれんそうの提唱者は、違う意味で使っていたのです。
これを聞いて、なるほどなあ、と思いました。

ほうれんそうの本当の意味

これを最初に提唱した方は、山種証券株式会社の社長だった山崎富治氏。

彼が言いたかったことは、部下から報告・連絡・相談をしやすいような社風を作ることが、強い会社を作る、ということだというのです。

つまり、「上司が部下の報告を集めやすい雰囲気を作りなさい。」ということ。
部下への努力義務ではなく、経営者や上司への提言だったのです。

これは絶対に、誤解されていると思います。
多くの人が間違えているんじゃないかなあ。

Googleの研究結果と同じ

以前、このブログにも書きましたけれど、Googleが生産性の高いチームの特徴を研究した結果、心理的安全性が大切であると結論付けています。

ブログ記事「成功するチームには安心感がある」

つまり、些細な悩み事や問題点をチーム内で共有する空気があるということ。

問題が起きた時に、すぐにみんなで解決できる空気がある。

というのはとても大切なことなのです。

ところが、これをよく理解していない上司が、部下を怒鳴りつけたり、責任を押し付けたりしていたのでは、とてもじゃないけれど、心理的安全性が保たれるとは思えませんよね。

問題が起きて報告しても、みんなの前で厳しく叱責されたりすれば、次からは問題が起きても隠ぺいしようとしたり、相談が遅れて事態が悪化する可能性があります。

安心して相談できる雰囲気を作るということが、とても大切なのです。

うつ病も予防できて生産性も上がる

こういう雰囲気のある職場であれば、一人で問題を抱え込まずに済むので、うつ病の予防にもなりますよね。

結局、ギリギリのところまで自分で抱え込んでしまうことがうつ病の原因なのですから、早い段階で相談できる環境を作っておくことが大切なのです。

こう考えると、うつ病の予防と会社の業績には密接な関係があることが解ります。

心理的安全性を確保できれば、うつ病予防と生産性のアップが期待できるのですから、これをやらない手はありません。

そういう社風を作ることが出来るかどうか、というのは、経営者の力量にかかっているのです。

ほうれんそうが育つ職場をつくろう

さて、これをお読みのあなたの会社はどうですか。
ほうれんそうが育ちやすい環境でしょうか?

社員に対して厳しく接するだけでは、ほうれんそうは育ちません。

ほうれんそうが育つ空気を作り出すことで、業績も上がるし、うつも予防できます。
こんなにいいことはありませんよね。

株式会社BBコンディショニングは、社内研修や、整体もカウンセリングもできるBBトレーナーの派遣などを通して、あなたの会社のほうれんそうを育てるお手伝いをしたいと思います。

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