こんにちは!
スタイリッシュエイジングクラブ会長の渕脇です!
新たにひとつ強みに気がついた
昨日、書評ブロガーで経営コンサルタントの徳本昌大さんにお会いして、自分の強みに気づかされた。
徳本昌大さんのブログ
https://tokumoto.jp/
渕脇さんって、もともとエンジニアですよね。
理詰めでものを考えるところがありますよね。
そこが、渕脇さんの強みなんじゃないか。
って言われた。
僕自身が、理屈っぽくモノを考える癖があることは、当然自覚していたのだけれど、それが強みになるんだ、とまでは自覚できていなかった。
たしかに僕は、整体の世界も、もちろんカウンセリングの世界も、それから、スピリチュアルの世界も、そして、世の中の多くの人たちも、感覚的に物事をとらえている人が多いように感じている。
自分は理系出身だから、理屈っぽいところがあるんだよなあ、とは思っていた。
でも、言われてみると、整体を学ぶときにも、理系脳をフル活用して効率よく覚えていったし、整体専門学校で生徒に指導する時にも、理屈っぽく説明して、それが分かりやすいと好評だった。
僕は、エンジニアとしてキャリアをスタートしたのだが、うつ病になって人生をリセットした。
その後、整体師となって、今はカウンセラーとなった。
人生をリセットしたので、そこから前の人生は自分のモノではないような錯覚を持っていたのだけれど、結局それ以前の経験が今に生きているということを知って、とても嬉しくなった。
理屈と感性の融合
実は、このブログ記事を書きながら気がついたのだけれど、僕の出身大学は、九州芸術工科大学という、小さな小さな国立の単科大学だった。
国立大学が独立行政法人化されて独立採算制になった時に、余りに小さな大学だったので採算が合わないとして、九州大学に吸収合併されてしまった。
九州大学に吸収されるなんて、冗談みたいな話なのだが、本当の話なのだ。
現在は、九州大学芸術工学部として存続している。
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/
この大学は、その名が表すように、芸術と工学の融合をうたった、かなり試験的な大学だった。
まさに、理系脳に感覚をプラスするような、感覚を理屈に置き換えて表現するような、そういう感性を磨く大学だったのだ。
元々、理系脳の理屈っぽい僕が、カウンセラーという、人の感覚とか感情を感じ取る仕事をしているというのは、あの大学で育ったおかげなのではないか。
あるいは、そういうものを持っていたから、あの大学に惹かれて、わざわざ東京から福岡の大学に行くことになったのかもしれないと思った。
人生に無駄なことなんてない
人生を一度リセットしている僕としては、それ以前の人生は間違えていて、自分には無駄なものだったような感覚になったこともあった。
でも、そのころの体験が、今も自分の中に脈々と流れていて、それが自分の強みになっているということに気がつくことができて、なんだかとても嬉しい。
どんなに遠回りをしても、どんなに無駄になったと思っても、一度経験したことは一生の宝物になるって事なんだ。
ただ、それに気がついているか、意識しているか、それとも気がつかないでいるのかの違いだけなんだ。
自分の強みは自分では気がつかない
自分では、自分が理系脳であることは、ずっと自覚していたんだけれど、それが強みだ、とは自覚していなかった。
やはり、自分の強みというのは、自分では気がつかない、意識しづらいものなんだと改めて確認した。
自分の強みって、他の人に指摘されることが多いよね。
それは、親だったり、先生だったり、友達だったり、同僚だったり、上司だったり、お客さんだったりするんだけど。
そして、指摘されて初めて、強みとして認識できるようになる。
だから、誰かから褒められた時というのは、自分の強みに気がつくチャンスなんだよね。
褒められた時に、「いやいや、自分なんて大したことないです。」とか、「どうせ社交辞令だろう。」とか、「買いかぶり過ぎなんじゃないか。」なんて思って、素直に受け取らない人って多いよね。
でも、それはもったいないことなんだよね。
せっかく、自分の強みを教えてくれているんだから、「ありがとうございます」とお礼を言って、受けとることが大切だよね。
そうすれば、自分の強みに気がつくことができる。
自分の強みを自覚できているということは、良い人生を生きていくうえで、とても大切なことなんだよね。
さて、これをお読みのあなたは、自分の強みに気がついているだろうか?
今からでも遅くはない。
過去に、褒められたことを思い返してみよう。
そこに、あなたの強みがあるのだから。