人生100年時代をどう生きる?
医療が高度化してきているので、今後、ますます寿命が延びてくることが予想されていますよね。
100歳まで生きる人が珍しくなくなる時代がやってくるのです。
そうなると、問題になるのが長い老後です。
60歳で定年しても、残りの人生が40年もある計算になります。
さらに、年金の支給額は年々減っていて、年金だけで40年間を生きるわけにはいきません。
年金の場合、若い世代の保険料をいただくという構造になっているので、あまり贅沢なことは言っていられない。
無い袖は振れないわけですから、文句を言うことはできませんよね。
こういうところに、少子化の影響が出てきます。
さらに、政府は、年金の支給開始年齢の引き上げを検討しています。
75歳からもらうという選択肢も用意しようという動きもあります。
どうやってこの40年間を生きていくのか、という問題はこれから高齢者になっていく私たちの共通の問題なのです。
こういう状況なので、いかに長く健康でいるか、という問題はとても切実になってきます。
さらに、ある程度の収入を確保していくことも大切ですよね。
年金だけでは生活できないわけですから、収入が別に必要になるわけです。
健康で働ける状態をキープすることが、定年後の人生を左右するわけです。
働くほうが健康でいられる
私は整体師という仕事柄、シニア世代のクライアントが多いのですが、いくつになっても仕事をしている人をたくさん知っています。
得てして、そういう人のほうが元気で健康で、しかも生活が充実しているのか、とても楽しそうでイキイキしています。
仕事をしている高齢者のほうが健康であるという研究結果は、実はけっこうあるんですね。
人は必要されているほうが幸せを感じられる
人は、自分は価値のある人間だとか、必要とされている、誰かの役に立っている、という感覚を持つことで、幸せを感じることができます。
従って、働くということは、そういう感覚を持ちやすいわけですね。
つまり、人は働いているほうが幸せを感じやすいわけです。
ただ、仕事の対してどういう考えを持っているか、というのは大きな問題ですけれども。
生活のための仕方なく苦役に従事していると思っているのか、
社会のために自分を役立ててもらっていると考えるのか。
働く喜びを感じているのか、仕方なく働いているのか。
その違いはとても大きいですね。
やはり健康であることが大切
働き続けることで健康でいられる。
働くためには健康でなければならない。
そして、幸せになるためには、自分が役に立っているという感覚、自分には価値があるという感覚を持ち続けることが必要なわけです。
やっぱり、健康であることって、本当に大切なんです。
だから、今から、今日から、健康を作り上げてほしいし、健康的な生活を送ってほしいと思います。
それと同時に、やり甲斐のある仕事を見つけてほしいですね!