年齢はただの数字

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こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。

体が衰えていくのは自然の摂理

私は整体師とをして、これまでたくさんの方の健康相談に乗ってきました。
人は歳を取ると、身体が衰えていきます。
あちこちに痛みが出てきて、若いころのような動きが出来なくなったり、疲れが取れなくなったりします。

それは自然の摂理であって、受け入れることしかできません。
持って生まれた体質も、変えることはできません。
これを受け入れることが出来なくて、悩み苦しんでいる人が少なくありません。
避けられないことは、受け入れる事しかできないのです。

年齢に合わせる必要もない

一方で、年齢に合わせた生活をしようとする人がいます。
「もう歳だから」
という理由で、まだまだできることが沢山あるのに、やりたいことを諦めてしまうのです。
その年相応に、自分から合わせてしまうのです。

年齢による体の状態は、その人の体質やこれまでの生活習慣の違いによって個人差が非常に大きいのです。
同じ70歳でも、非常に若々しい人もいれば、かなり弱っている人もいます。

健康は、突き詰めていけば、自分の身体との対話になります。
自分の身体の状態を常に把握して、それに対処していくのが基本です。
そこに、年齢を考慮する必要はありません。
年齢とは、生まれてから何年経ったかを、便宜的に数えているだけで、その人の心身の状態をはかる指針にはならないのです。

もちろん、先に述べたとおり、歳とともに身体は衰えていきます。
それは自然の摂理なので、受け入れるしかないのです。
それについて、必要以上に悩むことはありません。

成長はいくつになってもできる

世界最高齢、88歳の現役モデル、ダフネ・セルフは自身の著書中でこのように述べています。

年齢を重ねれば重ねるほど、美しく輝いて見える人がいます。私は、そんな人たちの持つ「美」とは、これまで歩んできた人生の経験と、経験によって授かった知恵が、その人のオーラになったものだと思います。
〈中略〉
歳を取りたくない、と言う人がいますが、私にはどうもわかりません。ちっとも怖がることじゃないのに、と思います。それはいま言ったような理由からで、つまり年齢は私にとって、ただの数字でしかないから。
英語にはこんなことわざがあります。
「老いは誰もが通る道、成長は選んだ人が通る道」
老いはみんなに訪れるけれど、成長は望む人にしか訪れない。つまり、どう成長していくかはその人次第、ということ。

体が衰えたり、シミやしわが増えたりすることは避けられないけれど、成長はいつまでも出来る。
そいう意味で、年齢はただの数字であると述べているのです。

避けられないことは受け入れ、その時々で出来ることをやっていく。
こういう姿勢が、いくつになってもその人を輝かせるのです。

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年齢を忘れてしまおう

こうやって突き詰めて考えていくと、年齢っていったい何なのでしょうか。
私は自分の年齢なんて、忘れてしまっても良いと思っています。

年齢のことなんか忘れて、今の自分に出来ること、今の自分が喜ぶことをしてあげればよいと思うのです。
自分を大切に扱うって、そういうことなんじゃないでしょうか。