人類の強みは「分業」が出来ること-自分の強みを活かして生きる

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こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

人間の本質は「分業」にある

今年に入って、「セラピストのためのカウンセリングセミナー」を始めました。
全18回の予定で、前半9回は座学、後半9回はカウンセリングの実技の予定です。

今、第7回まで終わりました。

その中で、アドラー心理学を勉強したわけですけれど、その中で、なるほどなあ、と改めて思ったことがあります。

それは、人間の本質は「分業」にあるということです。

人間社会は「分業」で出来ている

人間は社会的動物だと言われます。

それは、力も弱い、運動能力も劣る人類が、この厳しい地球環境の中でこれほどにまで勢力を拡大した理由、その強み、生存戦略は、他者と協力することにあったからです。

そして、ただ、他者と協力するだけではなく、誰かの知恵を共有し伝承し蓄積してきたこと。
これが、人類が発展した理由です。

他者と協力するというのは、どういうことなのかといえば、それは単純に同じ作業を複数で行う共同作業ということではありません。

人類の場合、「分業」というスタイルを取った。
これが大きな力を発揮したのだ、ということです。

「分業」とは単純な共同作業とは違う

「分業」というのは、みんなが同じ作業をするということではないのです。
人それぞれに、持ち場が違うということ。

例えば、手先が器用だけれど体力がない人が、とても精度の良い弓矢を量産する。
その弓矢を使って、狩りの名手が狩りをする。
捕ってきた獲物は、弓矢を作った人と分け合う。

これが「分業」です。

弓矢を作るのは得意でも、狩りが下手なら獲物をとることができない。
狩りがうまくても、弓矢を作る事が出来なければ、狩りの効率が悪い。
この二人が協力することで、効率よく獲物を狩ることができるようになる。

つまり、自分の得意なことで社会に貢献するスタイルです。
これが、人間が作る社会の基本的な成り立ちになります。

苦手なことをやるのは効率が悪い

ということは、人は自分が得意なことで社会貢献をすればいいということです。
苦手なことをわざわざやる必要はない。
苦手なことをやるというのは、社会としても効率が悪いわけです。

前出の例としては、
手先が器用だけれども狩りが苦手な人に、狩りの練習を必死になってやらせる。
狩りが得意だけれど弓矢が上手に作れない人に、弓矢の作り方を練習させる。
そういう時間と労力は無駄であるということです。
全体としては、効率が悪いですよね。

でも、今の日本社会は、苦手を克服するのが当たり前だと思われている節があります。
出来ないこと、苦手なことを克服することが大切であると思われている。
そういう教育を多くの人が受けているわけです。

だから、自分の欠点が気になる。
意識の中で、欠点を克服することに力点が置かれている。
これは、精神衛生上も良くないし、社会全体として効率が悪いのです。

強みを生かすことを考えよう!

そうではなくて、自分の得意なことは何なのか。
自分の長所は何か。
つまり、強みですよね。

自分の強みを生かして社会に貢献するにはどうすればいいのか。
それを考えることが、社会全体としても効率が良いということになります。

そう考えると、苦手を克服することに時間をつぎ込むことが、どれだけバカバカしい事かがわかりますよね。

苦手なことは、それを得意とする人にやってもらえばいいのです。
もともと人間はそうやって生きてきたのですから。

さて、あなたが得意とすることは何ですか。
あなたの強みは何ですか。

それこそが、社会に貢献し、あなたを救うカギになります。
そこに意識を集中させましょう!

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