こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。
病気を治すのは自己の持つ治癒力
人間には、いや、すべての生物には自然治癒力という素晴らしい能力を持っています。
すべての病気や怪我は、自己の持つ治癒力が治しています。
医療が病気を治すのではないし、ましてや整体師が治すわけではありません。
医療は、その人の持つ治癒力引き出し、その手助けをするというのが本来の在り方だと思います。
ところが、いつのころからか、症状を抑えることが治療であるという勘違いが蔓延してきました。
もちろん、辛い症状をなるべく早く緩和したいという気持ちは、痛いほどよくわかります。
しかし、その行為が、治癒力にとって逆効果であることも少なくありません。
焦るとろくなことは無い
また、病気や怪我が治っていく過程には、ある程度の時間が必要です。
転んで擦り傷を作った場合、その傷跡がすっかり癒えるまでに時間がかかるのは当たり前のことであると解ります。
心の病も同じです。
ダメージを受けたココロが回復をしていくのには、時間が必要になります。
いくら焦ってみてところで、早く治るものでもないし、その焦りが逆効果になります。
怪我にしても、心の病にしても、そのほかの病気にしても、自己の持つ治癒力をあげていき、その治癒力が治すのを待つのが、最良の道であることが分かります。
治癒力を上げるには気持ちいいことをしよう
では、治癒力を上げていくにはどうすればよいのか。
一言で申し上げると、身体が喜ぶことをすればいいのです。
身体が気持ちがいいということを、沢山してあげればいいのです。
身体によいことは気持ちがいいことです。
お風呂に入ると気持ちがいい。
運動も適量なら気持ちがいい。
ストレッチやヨガも適当にやるなら気持ちがいい。
睡眠も適度なら気持ちいい。
マッサージや整体も程々が気持ちいい。
なんでも気持ちいいことを、気持ちいいと思う程度にやればよいのです。
気持ちよくないことはやらない
お酒は気持ちいいように思いますが、次の日にだるくなったり、お腹の調子が悪くなったりするので、じつは体は喜んでいないことが分かります。
食べ過ぎは苦しくなったり、胃がもたれたりするので、これもカラダが喜んでいないことが分かります。
パソコンやスマホのやり過ぎも、目が疲れたり肩が凝ったりするので、気持ちよくありません。
私たちは、頑張ることは良いことだという教育を受けて育ちました。
真面目な人ほど、頑張ろうとしてしまいます。
一度決めたら、それをやり通さなないと気が済まない。
身体が悲鳴を上げているのにもかかわらずそれを続ければ、やがて健康を損ないます。
なにごとも適量がある
運動にしても、食事にしても、身体が喜ぶには適量というものがあります。
いくら気持ちいいからと言って、それをずっとやり続けると気持ちよくなくなってきます。
それはやり過ぎなのです。
常に体はサインを出しています。
気持ちいい範囲でやめておけば、それは体にとって良いことなのです。
自分の体との対話を続けて、気持ちいい範囲を知ることも必要になります。
治癒力を上げるのは気持ちがいい
健康でいたいと願うならば、身体を喜ばせてあげればいい。
身体が喜ぶことをすればいい。
ただそれだけのことなのです。
健康的な生活って、気持ちいいのです。