こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
今日も、今年を振り返るシリーズです(笑)
昨日のブログ「今年一番の収穫」に書きましたが、本物の「与えるマインド」がどんなものであるかについて腑に落ちたことが、今年最大の収穫です。
与えられているものに意識が行く
それで、表面的ではない、「本物の」与えるマインドを理解すると、不思議なことに、「与えられていること」にも意識が行くようになりました。
たとえばどんなものがあるかといえば、
まず、このような素晴らしい本を世に出してくれた本田晃一さん、素晴らしいマインドをお持ちの竹田和平さんには、さらには、この本を出版してくれたフォレスト出版さんには、本当に感謝です。
だって、竹田和平さんが人生から得た教訓を、ぎゅっと凝縮させて1冊の本にまとめてくれて、しかもそれをたった1500円程度で売ってくれるんですから、これはもう、お得としか言いようがない。
そう考えると、本というのは素晴らしいですよね。
人生の知恵が詰まっているのに、こんなにリーズナブルなんですから。
そういう素晴らしい本を、すぐに売ってくれるアマゾンさんにも感謝です。
ネットには与えるマインドがあふれている
さらに言えば、ネット上には無料で手に入る有益な情報がゴロゴロしています。
本当にいい時代になったなあ、と思います。
あれだけの有益な情報を無料で公開している人たちがゴマンといるんですから、これはもうありがたいとしか言いようがないわけです。
そう考えていると、私がこれまで生きてくる過程において、本当にたくさんのものを与えて貰っていたんだなあ、ということに気が付くわけです。
沢山の人たちに与えられてきた
両親や2人の姉、それから、嫁さんに子どもたち。それから、親族の方々。
それこそ、無償の愛を与えてくれていたんだということに思い至ります。
幼稚園から大学、整体専門学校の先生まで、いったい何人の先生方が私の指導をしてくださったのだろうかと、数え切れないほどの人たちが、私の教育に携わってくれていたわけです。
さらに、その過程で出会った友人たち。
いったい何人の人たちが、私にどれくらい沢山のものを与えてくれたのでしょうか。
今までそんなこと、考えたこともありませんでした。
でも、「本物の与えるマインド」が腑に落ちたことによって、自分がこれまで与えられてきたことに気が付くようになりました。
これに気が付くと、腹の底から「感謝」の念が湧いてきます。
そして、自分がいかに恵まれているのか、ということに気がついたのです。
与えて貰ったことに対する感度を上げる
かつての私もそうでしたが、「欲しいと思っていたものを与えて貰えなかった」ということには敏感で、それをいつまでも覚えている人は沢山います。
そして、そのために、誰かを恨んだり、自分を不幸に思ったりするのです。
でも、そういう人ほど、与えて貰ったことには鈍感で、忘れてしまいがちなのです。
与えて貰えないことは、当然のことながら満足しませんので、ずっと欠乏感を抱き続けますが、与えて貰った瞬間に満足して忘れていくからです。
ですから、与えて貰ったことは、意識的に忘れないようにすることが大切なのです。
そう、「感謝」とは、意識的に覚えておくもの、意識的に感じるもの、これが、「感謝」の本質なのかもしれないのです。
そして、「与えて貰ったこと」に対する感度を上げていくことが、その人の幸福度を上げていくのです。
与えるマインドと奪うマインド
つまり、「本物の与えるマインド」が腑に落ちると、「与えられているもの」に対する感度が上がり、「感謝の念」を感じやすくなり、「幸せ」に対しての感度が上がるということになります。
逆に、「奪うマインド」だと「与えられないものに対する欠乏感」に意識が行ってしまい、「与えられているもの」に気が付かず、与えられていない自分を不幸だと思ってしまうのです。
そして、それが悪循環を生み、さらに「奪うマインド」を増幅していくのです。
「本物の与えるマインド」だと、他人の喜びが自分の喜びであると認識できるようになるので、それだけで、幸せなに気分になる事が出来ます。
すなわち、自分の喜びも他人の喜びも、全部、自分の喜びに出来てしまうので、この世は喜びに満ちているという実感を持つことが出来ます。
そして、それが好循環を生み、どんどん喜びを増幅させていくイメージが持てます。
こんなに幸せなことはありませんよね。
「幸せ」の本質
「与えるマインド」なのか、「奪うマインド」なのか。
たったこれだけの違いなのに、気分はまったく違う。
そのことに気が付いたのです。
これは、「幸せ」というものの本質なのではないか、と思うのです。
そうなんです、私は、「幸せ」の本質に気がついてしまったのです。
これはもう、私の人生において、大きな転換点だし、おそらく最大の発見ではなかったかと思います。
ちょっと、大げさなようですが、それ位の衝撃がありました。
おかげさまで、今年はいい年になりました。
来年以降は、与えるマインドを大切にして、これを育てていきたいと思います。