一緒に飲みに行った仕立て屋さん
一昨日のブログ記事に、初めての食レポを書いた。
九州料理の「みこと」立川店のお話ね。
それで、僕に一緒に飲みに行きましょう!と誘ってくれた方に、とても面白い話を聞いたので、今日はここでシェアしようと思う。
僕を誘ってくれた人は、スーツの仕立て屋さんをしている、土方洋さん。
土方さんは、恵比寿で「ココアッソ」というお店を経営されているんだ。
僕が初めて立川の経営者の集まる「TTP」に参加したのはが、一昨年の12月だったんだけど、毎年12月は「TTP」の忘年会で、有志の方が提供してくれたプレゼントの抽選会があるんだよね。
その時に、土方さんが提供してくれたカシミヤのマフラーを、幸運なことに僕がゲットしたんだ。
また、僕の友人の「片付けパパ」こと大村信夫さんのスーツを作り、これまた僕の友人の安斎輝夫さんが主宰して、僕が毎月参加している「サードプレイスラボ」でも顔を合わせるという、なんだかご縁がある方なんだ。
そして、昨年のTTPの忘年会ではそろって「みこと」の割引券をゲット。
そんなわけで、「一緒に行きましょう!」と誘われたんだよね。
いろんなところで顔を合わせていても、二人でお酒を飲むというのは初めてだったし、やっぱり二人で飲むということになると、結構深い話ができるよね。
服に無頓着な僕
僕は、これまでオーダースーツを作ったことは無い。
若いころ、サラリーマン時代は毎日スーツを着ていたけれど、33歳の時に会社を辞めてからは、スーツを着ることは無くなった。
スーツを着ないでいい生活は、とても快適で、ある意味楽ちんで、やめられないと思っていた。
でもね、3年ほど前から、自分の整体院にこもる生活を卒業しようと色々と画策していて、今は、会社経営者とその従業員の健康を守り、会社の業績アップにつなげる仕事をしようとしているわけ。
そうすると、必然的に仕事で人と会うことが増えた。
そうなると、やっぱりジーンズにシャツという格好で出かけるわけにはいかなくて、ジャケットを羽織るようになった。
会う相手や、場所によっては、それなりの服装をしなければいけないんだよね。
だから、自分の立場や活動が変われば、服装も自然と変わらざるを得ない。
人は服によって成長する!
それで、自分なりに想像するに、オーダースーツを作るっていうのは、結構気合が入ることだと思うし、何か新しいステージに進むとか、何かの節目に作るんだろうなあ、と思う。
実際に土方さんにお話をうかがうと、やっぱりそういう人が多いみたいなんだよね。
それで、彼は、クライアントが何のために、どんな思いをもってスーツを作ろうとしているのかを細かくヒアリングするんだそうだ。
そして、その目的にぴったりと合ったものを提案するそうだ。
するとね、その服を着た人が変わるのがわかると。
半年後ぐらいに会うと、顔つきが変わっているというんだよね。
確かに、着ている服に心理状態が影響を受けるって感じはわかるよね。
スーツはある意味、ビジネスマンにとっては戦闘服みたいなもので、その服を着ることによって気合が入る感じがする。
だから、土方さんはスーツを通して、その人を成長させているんだよね。
そのことを意識しながら、クライアントに対して提案をしていると。
ある意味、コーチング的なことをやっているんだ。
この話は、なるほどなあ、って納得した。
着る服にマインドが影響を受ける
僕は今まで、服には無頓着だったんだけど、確かに服装というのはその人の心理を色濃く映し出しているなあ、と思う。
そして、その逆もまた真なりで、服がその人の心理に影響を及ぼすということもあるということ。
そのことを深く考えさせられる話だった。
僕はもっと、自分が着る服について、ちゃんと考える必要があると思った。
自分の服装に疑問がある方は、ぜひ、土方さんに相談していただきたい。
僕もオーダースーツを作るときには、土方さんに作ってもらいたいと思うなあ。
気になる方は、こちらのサイトにアクセスしてください。
土方さんも毎日ブログを更新しています。
オーダースーツの「スタジオ ココアッソ」のホームページ