健康的な生活とは
健康的な生活とはどういうものなのか。
多くの人が知りたい所だと思う。
結論から述べると、原始人に近い生活をするということ。
私たちの祖先は、どんなものを食べ、どんなリズムで生活をしていたのか。
その生活から大きく外れないことが、健康的な生活ということになる。
科学も疑ってかかる
現代人の多くが、科学というものを信じている。
でも、科学というものがどういうものなのかをきちんと知らなければ、妄信してしまうこともあると思うんだよね。
それで、妄信している人も少なくないように思われる。
科学というのは、まず最初に現象があって、その現象がなぜ起こるのかを解明するところから始まる。
その過程において、まだ完璧に解明できていない段階においては、仮定を立てるわけだよね。
多分、こう言うことだろうな。と。
で、それを証明するために、実験をなどを繰り返すわけです。
それで、世の中にはまだまだ解明できていない現象が、山ほど残されている。
ということは、仮定の段階で止まっていることも沢山ある。
僕は、そんなことをつらつらと考えている。
すなわち、私たちが科学的根拠があると信じていることが、実はまだ仮説の段階であるということが多々あるのだ。
人間の身体も謎が多い
人間の身体についても、科学的に解明できていないことがたくさん残されている。
多くの人が当たり前だと思っているようなことが、良く調べてみるとまだ仮説の段階だったりすることが多いのだ。
そして、科学は日進月歩で進んでいる。
どんどん新しい事実が解明されいてく。
何年も前の仮説が、全く間違えていたということが証明されていく、ということが進んでいる。
以前は科学的根拠があると思っていたことが、全く違っていた、などということはよくある話なのだ。
事実に着目する
以上のように、科学というものは実に曖昧なものなのだ。
それは仮説の域を出ないのか、完全に解明されているのか。
また、科学者の間でも意見が分かれているのも普通なのだ。
科学を妄信している人には信じがたいことかもしれないけれど、このような曖昧さが残っているのが科学なのだ。
では、どうすればいいのか。
事実に、実際に起きている現象に着目するしかない。
人間の身体を理解するには原始人を考える
私はいつも、人間の身体を理解するために、私たちの先祖がどのような環境で、どのような生活をして、どのように生き延びてきたのかを考えることにしている。
私たちの身体は、厳しい地球環境を絶滅せずに生き延びることができた体なのである。
私たちのホモサピエンスは、約50万年の歴史を持っている。
そのうちの、農耕が始まるまでは狩猟採集の生活をしていたわけだ。
私たちの祖先の縄文人は、ドングリや山菜をベースに、魚介類、イノシシやシカなどの動物の肉を食べていたと思われる。
要するに、身の回りにあるものを食べて、命をつないできた。
当然、何日も食事が摂れずに辛いことも乗り越えてきたのだろう。
それに対応するための機能が、私たちの身体には備わっていると考えるのが妥当だ。
一方で、飽食と言われるようになったのは、つい最近のことであるし、人間が作り出した様々な食品添加物などは未知の食べ物であり、私たちの身体はそういうものに対してどのように反応するのかは、それこそ未知の世界である。
つまり、うまく適応できない可能性があるということだ。
原始人に近い生活を
健康になりたければ、原始人に近い生活をすることが大切だとおもう。
なぜなら、実績があるからだ。
とは言っても、これから山にこもるわけにもいかないし、もちろん、文明の利器は使ったほうが良い。
しかし、肉体にかかわる事、とくに食事や運動、生活リズムなどは、原始人から離れないほうが良い。
私たちが持って生まれた肉体は、そんなにすぐには変化できない。
50万年の歴史を、私たちは背負って生きていることを忘れてはいけない。
これが、私が30年かけて健康のことを学んだ結果の結論である。