ランニング時の右ふくらはぎ痛の原因がわかった―トレンデレンブルグ徴候

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昨日はランニングクラブの練習会だった

昨日は、僕が主宰する「あおぞらランニングクラブ」の練習会だった。

あおぞらランニングクラブの練習会は、毎月一回のペースで、東京都東大和市にある村山貯水池、通称「多摩湖」で開催している。

昨日はお天気も良くて、ランニング日和だった。
本当に気持ちよく走れた。

練習後のカレーも美味しくいただいて、ご機嫌で帰ってきた。

西武多摩湖線武蔵大和駅前のカレー屋「 BIHANI 」

ふくらはぎの痛み

実は年明けから、ふくらはぎの痛みに悩まされていた。

ここのところ、きちんと走れていなかったので、LSDのつもりでのんびり走って足を作っていこうと考えていたのだけれど、30分も走ると右のふくらはぎが痛くなってくる。

歩くのも苦痛なくらいに。

それで、一週間ほど様子を見て、再び走るとまた痛くなる。
そんなことを繰り返していた。

それで、これはたぶん走り方に問題があると考えて、その原因を探ってみた。

自分の走り方の癖を考えると、どうも、右脚のほうが、特に膝が内側に入りすぎる感じがあるのは、前々から気づいていたのだけれども、それをどうやって修正すれば良いのかがわからなかった。

そこで、あおぞら整体院の大きな鏡の前にたって、自分のカラダをじっくりと観察してみた。

そして、左右の片足立ちをしてみた時に、その原因を突き止めることができたのだ。

右脚で立つとふらつくのは中殿筋が使えていなかったから

右脚で立つと安定しない。
左脚で立つと安定する。

その違いはどこにあるのか。

何度も繰り返しているうちにその違いが分かった。

右脚で立つと、骨盤の左側が下がるのだ。
左脚で立っても、右側が下がることが無い!

こういうのを、トレンデレンブルグ徴候といって、右側の中殿筋の麻痺または、筋力低下が原因だ!

つまり、僕の場合、右の中殿筋がうまく使えていなかったのだ!

右脚で立った時
左側が下がっている
左脚で立った時

そうか、それなら、去年あたりから、走ると右股関節の外側(まさに中殿筋)が痛くなったり、右のハムストの付け根、坐骨結節のすぐ下あたりが痛くなったりしていたのも、これが原因なんだ!

すべての謎が解けた気がした。

右脚で着地したときに、左の骨盤が下がらないような動きを身につければいい。
もちろん、右中殿筋の筋トレもしながら。

骨盤を前傾させれば安定する

そこで、右脚でたって、骨盤の左側を上げる動きをしつこくやることにした。
そうやっているうちに、一つのことに気がついた。

骨盤の左側を上げるということは、右側を下げるということ。
右脚でしっかりと、大地を受け止める感覚。
右脚を大地に突き刺すようなイメージで着地すると安定する。

そして、不思議なことに、そういうイメージを持とうとすると、骨盤が前傾していたほうがそうなりやすいということを発見した。

なんだ、やっぱり骨盤の前傾が出来ていなかったんだ!

いい姿勢のコツは、骨盤を前傾させること。

こんなのは、基本中の基本で、僕がいつもクライアントさんに言っていることなのに、結局自分が出来ていなかったということ。

あー、そうか。
やっぱりそこだったか。

骨盤を前傾させることの大切さを、改めて実感した。

気持ちよく走れたけれど。。

そんなわけで、昨日の練習会はふくらはぎも痛くならず気持ちよく走れた。

ただ、3月10日(日)に立川でハーフマラソンを走ることになっているのだけれど、ふくらはぎが痛かったせいで、まともな練習が出来ていないんだよね。

ハーフマラソンを満足に走れるような状態には程遠い。

まあ、一時期は棄権も視野に入れていたので、練習の一環として参加してくるかなあ、なんて考えられるようになった。

このレース、時間制限があるんだよね。
はたして、どこまで走れるかわからないけれど、行けるところまで行くつもりで、参加してもいいのかもしれないと思えた。

それにしても、ふくらはぎ痛の原因がわかって良かったよ。
色々な気づきを得られた。

自分の事は案外わからないものなのだ。