食べ過ぎが病気を作る

現代人が抱える健康不安の原因の多くは食べ過ぎにあります。
食べ過ぎが病気を作ります。

糖尿病、肥満、高血圧、心筋梗塞、脳卒中、痛風、がん、認知症。。。
食べ過ぎが原因と考えられる病気はこわいものばかりです。

私たちの親の世代は、戦中、戦後の食べ物がなかなか手に入らなかった時代を知っています。
栄養が足りていないことが、身体には良くないという経験をしているのです。

つまり、「健康のためにはたくさん食べることが良い。」という考えを持っているのです。

そういう親の価値観で育てられた私たちが大人になったころ、世の中には食べ物があふれてきました。
ファーストフードが登場し、コンビニエンスストアが登場し、外食産業が花盛りになりました。

たくさん食べることは良いことだと思っている私たちは、お腹いっぱいにしてくれるお店を求めました。
また、お店のほうも、とにかくたくさん食べてほしいと思っています。
あの手この手で、私たちに食べさせようとして来ます。

そうやって、いつの間にか私たちのなかに、本来必要な量よりも、多くの食べ物を食べるのが当たり前であるような感覚を持つようになったのです。

このブログにも以前書きましたが(「自分の推定エネルギー必要量を知る」)、自分が本来必要するエネルギー量を計算する方法があります。
この方法を用いて、自分が一日に必要とするエネルギー量を知っておくことが大切だと思います。

そこで出てきた数値を守るように生活をしてみてください。
普段の自分がいかにたくさん食べているかを実感すること出来ます。

私は、49歳の時に、このエネルギー必要量を守る生活を始めたところ、4ヶ月で9キログラムの減量に成功しました。
それ以来、2年近くが経とうとしていますが、リバウンドはしていません。

この生活をしていて実感するのは、外食をしようとすると、必ずカロリーオーバーになってしまうということです。
私は、外食は滅多にしないのですが、たまにレストランでランチを食べようとすると、ほとんどのお店のランチメニューが、私の目標としているカロリーを容易にオーバーしてしまうのです。そんな感じなので、食べられるお店を探すのに一苦労します。

以前は、そんなことはまったく気にしていなかったので、その事実に気が付きませんでした。

考えてみれば、地球上の生物にとって飢餓というのは深刻な問題です。
それは、人類にとっても脅威だったはずです。

我々の祖先も、いつも飢餓と戦って来ました。
その戦いのなかで生き延びて、今の繁栄があるのです。

私たちの身体は、飢餓にはめっぽう強いと考えてよいと思います。
しかし、飽食というのは、人類の長い歴史の中で経験したことがない状態です。
身体がそれについて行けずに、さまざまな病気となって表れていると考えられます。

私は、人間は少々お腹が空いているくらいがちょうどいいと思っています。
小腹空いたぐらいで何かを口に入れていたら、それは病気の元を口に入れいていると思っても良いかもしれません。

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しかし、その一方で、栄養失調は良くありません。

何を、どれくらい食べるか。
食べ過ぎても、足りなくてもダメ。
ちょうど良いところというのがあるのです。

食べ物が極端に少ない時代には、たくさん食べることが元気の元だったのも当たり前のこと。
食べ物が余っている現代では、食べ過ぎないことが健康の元なのです。

なにごとにもちょうど良いところがある。
食べ過ぎれば、その美味しい食事は毒になります。
そのことは、肝に銘じておく必要があるのです。