こんにちは。
カウンセラー整体師の渕脇です。
クライアントさんの疑問
昨日、あおぞら整体院にやってきたクライアントさん。
60代の女性ですけれど、現役で仕事を続けていらっしゃいます。
昔からあちこちの整体に行っていたという彼女。
今の職場で私の整体院を紹介されて来院され、昨日が2回目でした。
私の整体はとてもソフトです。
バキバキと関節を鳴らすようなことも一切やりませんし、身体を痛いほどぎゅーっと押したりもしません。
ただ、「優しく触っているだけ」という感じなのです。
彼女はそれがとても不思議だと言っていました。
それまで彼女が受けてきた整体は、バキバキやるところや、痛いところばかり。
彼女自身も、強い刺激じゃないと効かないと思っていたらしく、自分から「もっと強くして」と言っていたそうです。
ところが、その職場の人に、「すごくソフトだけど、すごく楽になるし、さらに長持ちする。」と聞かされてきたので、初めて来たときにも、もっと強くしてとは言いませんでした。
それで、昨日来た時にこんなことを言われました。
「前回、本当に楽になりました。先生の施術はぜんぜん痛くないのにどうしてあんなに効くんですか?本当に不思議。どうしてなんだろうって(職場の人と)話していたんですよ。その秘密を聞いてきてって、言われたんです。」
こんなことを言われると、嬉しくなっちゃいますよね。
「強い方が良い」と言われる理由
例えば、粘土をこねるとか、うどん粉やパン粉をこねる、なんてことを考えたら、強く激しくやったほうが、早く柔らかくなります。
全体重を掛けて、ぐっぐっと力強くやるようなイメージです。
マッサージも、そうやったほうが効くと思っている方も多いでしょう。
硬い筋肉ほど、強くやらなければならないと思いますよね。
実際に、プロのマッサージ師のなかにも、強いほうが良いとか、痛がらせた方がよいと思っている方も少なくありません。
ですから、受けている側が「痛い」というと、「ここが悪いんですよ」などといいながら、さらに強く押したりする人もいるようですね。
また、マッサージを受ける人の側も、強い刺激を受けたほうが、「ああ、やられた―!」というやられた感というか、満足感があるように思います。
「うう~」なんて声が出ちゃうぐらいのほうが良いと思っている方も少なくありません。
そういう満足感がほしいために、クライアントの側から「もっと強くして」と要求するケースも少なくありません。
マッサージ店も人気商売ですから、クライアントを満足させるための施術を行います。
強い刺激のほうが、満足感を与えやすいわけですから、商売という側面からも、痛がらせて満足させて、印象に残る施術をしたほうが良いのです。
マッサージする側もされる側も、「強いほうが良い」と思っているから、そういことが常識になってしまうのです。
人間は生き物である
しかし、人間は生き物です。
粘土ではありません。
どうして、弱い刺激のほうがからだが楽なるのかと言えば、私たちの身体が生きているからということになります。
生き物として、身体の外から与えられる刺激に対して、どのように反応するかを考えなければいけないのです。
外から与えられる刺激が、「やばい刺激」なのか「安心できる刺激」なのかを判断して、身体は対応を変えてきます。
強くて痛くて激しい刺激は「やばい刺激」であると判断する可能性が高い。
すると、身体はその刺激から自分を守ろうとして、筋肉に力を入れて防御しようとします。
硬くなった筋肉をほぐすのが目的なのに、筋肉に力が入ってしまっては逆効果です。
これでは本当の意味でのリラクゼーションは得られないのです。
本当に筋肉を緩めようと思ったら、「安心できる刺激」を入れることによって、力を抜かせることが必要になるのです。
筋肉が固くなっている理由は、身体が(脳が)筋肉に「力を入れなさい」という命令を出しているからです。
筋肉をほぐすには、「筋肉さん緩んでください。」という命令を出させる以外に方法はありません。
どうやったら、そのような命令を出してくれるのか。
私の整体術は、それを追求した結果、作り上げられたものなのです。
身体が自ら緩んでいくので、当然のことながら効果は長持ちします。
私の施術は、翌日、翌々日に効果が表れることが多いのが特徴です。
人間の身体と粘土の違いが分かっていただけたでしょうか。
あおぞら整体院で待ってます
この記事を読んで私の施術が気になった方。
ぜひ、東京都東大和市のあおぞら整体院にお越しください。
いくら文章で読んでも、経験したことのないことはわかりません。
ぜひ、私の整体を受けてみてください。
また、同業の方で、私の方法を学んでみないという方も、ぜひご連絡ください。
私は長年、整体の専門学校で講師をしていました。
今後、整体セミナーを開くことを準備しています。
多くの方に、私の方法をマスターしてもらって、沢山の方に楽になっていただきたいと思っています。