こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
サラリーマンが正解なのか
私は、整体師になって18年目なのですけれど、その前はサラリーマンをしていました。
私が育った時代は、高度経済成長期の真っただ中で、超高学歴社会と言われた時代です。
子どものころは、いい高校、いい大学、いい会社に入れば一生安泰と思われていました。
そして、それが人生の正解であると、私は教えられて育ったような気がします。
ただ、その正解像は、今でも変わっていないのかもしれません。
サラリーマン時代までは、私の周りにいる人たちはみんな、ある意味、その正解の道を歩いているような人たちでした。
周りにそんな人しかなかったので、それが当たり前だったし、それが普通だと思っていました。
ですから、サラリーマンを辞めるのはとても怖かったし、ある意味、その正解のレールから脱落した、落伍者というか、そういうイメージを持つこともありました。
「普通」でなくなることが怖かったのです。
世の中には色々な人がいる
でも、整体師になってから、いろいろな人と接するようになって、人の人生は実に多様で、誰一人として同じ人はいないということを知りました。
そして、最近は、起業家の方とお会いする機会がとても増えたために、世の中にはたくましく生きている人たちがとても多いということを、実感するようになりました。
サラリーマンから外れてしまっている人も、世の中にはとても多い。
そのことを感覚的にわかると、じゃあ「普通」って何なんだろうと思います。
「普通」を気にする人たち
心病む人はよく「普通」ということを気にします。
自分は「普通」ではないことを悩む人。
あるいは「普通」から外れることを恐れる人。
「私って、普通じゃないですよね。」
「普通の人はこんなことを考えませんよね。」
「普通のレベルまで回復しなければいけないと思うのです。」
こんな言葉をよく耳にします。
でも、私はこう思うのです。
「普通」って、何ですか?
何をもって、「普通」というのでしょうか?
「普通の人」ってどんな人ですか?
はたして「普通」でなければいけないのでしょうか?
一人一人を丁寧に見ていると、普通の人っていない思うのです。
だって、同じ人は二人いないのですから。
だから、普通にこだわる必要はないですよね。
普通になろうとしなくてもいいのです。
自分のありたいようであれ
自分は自分。
それ以上でも以下でもない。
自分のありたいようにあればいいのではないでしょうか。
もし、あなたが、「普通」であることにこだわり、それによって苦しんでいるのであれば、その考えは捨てたほうがいいと思います。
普通な人なんていない。
それぞれに個性があるのですから。
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