こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です!
昨日、僕が経営するあおぞら整体院にやってきたクライアントさんのお話なんだけど、多くの人に知ってもらいたいことがあったので書くね。
立ち上がる時に臀部が痛い
その方は、立ち上がる時に右の腰から臀部にかけて痛みが出るようになった、ぎっくり腰かもしれない、と電話をかけてきたんだよね。
僕は初めてのお客さんにはじっくりと、時には20分くらいかけて話を聴くんだけど、その方の話はざっと、以下の通りだった。
- 一度、腰椎椎間板ヘルニアをやったことがある。
- レントゲンで見ると腰の下のほうの骨が右側に曲がっている(本人談)。
- 随分前から、疲れると腰の右側から右のお尻、右足にかけていたくなることがある。
- 近所の内科と整形外科をやっている個人医院に通って、腰のけん引をしてもらっている。
- その病院で、臀部のストレッチを習って、今月に入ってから痛いのを我慢して毎日やっていたけど、ちっともよくならなかった。
- 2日前に風邪で寝込んだら、お尻が痛くて立ち上がるのも辛くなってしまった。
身体のバランスが崩れている
話を聴いたら、次は立っている姿勢を観させてもらう。
そうしたら、右足の足首が外に倒れていて、小指側に体重が載っている。
そのせいで、身体全体が右脚荷重になっているのがわかる。
疲れると右の腰から臀部、右足全体に痛みが出るのはそのせいだと思われる。
これでは、いくら腰のけん引をやっても良くはならないよね。
まずは、足首を調整して、立ち方、歩き方、身体の使い方を変えていく必要があるんだよね。
ストレッチの危険性
それから、これが一番言いたいことなんだけど、ストレッチを痛いのを我慢して無理やりやるのは危険だということ。
ストレッチやヨガって、お手軽だし、自分でもできるし、身体に良いというイメージがあるし、今回の件で言えば病院で教えてもらったわけだし、痛くても我慢してやっていればそのうち柔らかくなって痛みもなくなるんだろうって、信じてしまうよね。
でも、それは本当に危険だから、やめたほうが良い。
「痛い」という感覚は、身体の悲鳴なんだよ。
「それやめて~!」って言っているんだよ。
そんなことを、痛みを我慢して毎日ぐりぐりやったら身体がおかしくなるのは当たり前なんだよ。
このことを声を大にして言いたい。
じゃあ、どうすればいいかというと、気持ちいところでやめておくということ。
気持ちいいならやってもいい。
痛いのを我慢してやるのはやめたほうが良い、ということ。
身体は連動して動く一つのシステム
それから、身体は全身が連動して動いているんだから、痛い所だけを治そうというのは無理な話なんだ。
今回のケースでは、足首が問題なんだ。
臀部の痛みは、その結果に過ぎない。
それなのに、腰をけん引したり臀部のストレッチをするだけでは良くなるはずがないよね。
結局、全身の状態を上げていくことでしか、ある部分の不調を改善していくことは出来ないんだ。
僕が整体にこだわるのは、そういう事なんだよ。
痛い所だけに手を当てても、いい状態になるなんてことは無い。
人体は、一つのシステムとして連動して動いているんだからね。
だから、全体を見るという視点を大切にしたいんだ。
今の医療は西洋医学的な思想が主流だから、痛い所しか見ない。
外傷ならそれでいいと思うけど、慢性痛は違うんだよ。
その違いを分かってほしい。
病院には行ってほしい
でもね誤解して欲しくないのは、病院に行くなっていう話ではないということ。
しっかりとした検査は病院じゃないと出来ないから。
もしかしたら、怖い病気が隠れている可能性もあるからね。
ガンとかね。
まずは、そういう怖い病気ではないということを確認して欲しいと思うんだ。
昨日のクライアントさんも、近所の病院で一通り検査をしてくれているので、安心して話を聴けたわけだから。
今日の結論
色々書いちゃったけど、まとめるね。
- ストレッチのやり過ぎは危険。
- 痛みを感じるほどのストレッチはダメ。
- 身体は連動してるので、痛い所だけを治そうとしてもダメ。
- 全身の状態を良くすることを考える。
- 病院に行って検査を受けることは大切。
要するに、自分のカラダともっと向き合ってほしい、ということ。
自分をもっと大切に扱おうということ。
死ぬまで使い続けなければいけないものだからね。
壊れても買い替えることはできないし、部品を新品にすることもできない。
一番大切にしなければいけないモノなんだよ!
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