命の重さを考える二日間

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昨日は3月10日。
東京大空襲の日。

今日は3月11日。
東日本大震災の日。

戦争と自然災害を一緒にしてはいけないかもしれないけれど、二日連続で多くの人の命が失われた日が続ている。

生命って、奇跡だと思う。
人体を勉強していると、自然の凄さと生命の神秘を感じる。

生きているって、それだけで奇跡なんだ。

そして、人は人を想うことで生きている。
どんな人でも、その人に生きていてほしいと願う人がいる。

死ぬということは、その人の存在が消えるということ。
消えていい人なんていない。

人類は助け合って生きてきた。
ホモサピエンスは大きな集団を作り、その集団が生み出す知恵を使って協力して生き延びて、これだけの繁栄を見た。
それが、私たちの生存戦略なのだ。

多くの人の命が奪われた日だからこそ、命の重さについて考えるいい機会だと思う。

一瞬でいもいい、ちょっともでいいから、人の命が奪われるということについて、人生というものについて考えてほしい。
昨日と今日は、そういう日だと思うな。